みんなのケータイ
ネットワークカメラの進化形？ 「Safie」で金魚を愛でる
【TORQUE G03】
2017年10月16日 06:00
スマートフォンと組み合わせて利用できるホームIoTとしては、スマートロックやネットワークカメラあたりが身近な存在になりつつある。
スマートロックについては、「Qrio Smart Lock」を自宅に設置済みで、半年使ってきての感想としては、機能としては非常に満足しているものの、夏の暑さに負けたのか、ドアに貼りつける両面テープが剥がれ、本体が落下するという事件も発生した。後付けタイプの宿命と言えるのかもしれないが、さすがに半年毎に交換するのもしんどいので、Qrio（というか供給元の3M？）にはもっと長持ちする両面テープを開発してもらいたい。
だいぶ脱線したが、今回はもう一つのネットワークカメラの話である。ネットワークカメラ自体は以前からある商品だし、業務用・個人用にいろんなものが販売されている。ただ、以前の製品は“録画”や“ライブ”に重きを置いたものが多く、録画した映像を後で“振り返る”という作業にフォーカスしたものはあまり無かったように思う。
動体検知してアラート通知を出すようなセキュリティ用途の機能はこれまでにもあったが、平穏な日々の生活の中でドラマチックな展開はそうそうあるものでもない。万が一に備えて、というのも大事だが、もっとポジティブな使い道が無ければ、設置しようというモチベーションにはつながらない。
そんな中で見つけたのが、「Safie」（セーフィー）のクラウドカメラソリューションだった。1万9800円のカメラ「QBIC CLOUD CC-2」を購入すれば、スマホやPCからライブ映像を追加料金無しで確認可能。さらに7日間1200円～のクラウド録画料金を支払えば、期間中に録画された映像から動きがあったシーンを簡単に抜き出して確認できる。
なかなか面白そうだと思い、玄関の下駄箱の上にある金魚の水槽の脇に設置してみたところ、小学校から帰宅した息子がカメラに気づいてイタズラする様子も会社からしっかり確認できた。アプリやブラウザ上で、動きがあった場面を色分けし、サムネイルとともにチェックしやすくなっているので、効率よく息子のイタズラをチェックできる。
夏休みはとっくに終わってしまったが、タイムラプスも作れるので、植物の観察日誌なんかにも使えそう。犬猫用の専用機はすでに存在していたりするが、水槽用の給餌機や植物用の水やり機なんかと連携して使えると、さらにIoTとしての価値が高まるんじゃないかと思える。そんな組み合わせの妙こそ、IoTの面白さだと感じている。
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