みんなのケータイ

そろそろNokiaのAndroid機の購入を検討

香港でもNokia 6が登場。ただし、あまり話題にはなっていない

 Mobile World Congress 2017(MWC)で発表になったNokiaの新しいスマートフォン。どれを買おうかと日々悩んでいる。筆者の居住する香港では通信事業者経由でNokia 6が発売になったが、市場では今一つ盛り上がっていはいない。スペックが低いミッドレンジモデルであることや、製品としての特長にやや欠けるからだろうか。先行発売された中国品と異なり、香港版はGoogle Playが搭載されているので買うならこちらだろうが、まだ発表されていないハイエンドモデルがこれから出てくることを想像すると、ちょっとためらってしまう。

 中国でのNokia 6の販売も、オンラインだけという状況は変わっていないものの、一時の高値販売はほぼなくなり、落ち着きを見せている。深センの電脳街でも在庫を持って売る店も増えてきた。価格もほぼ定価であり、買おうと思えばいつでも入手できる状況だ。そろそろNokia 3やNokia 5を出してくれないと、せっかくついた人気の火もまた消えてしまうかもしれない。昔のNokiaのようにはいかないだろうが、ここはぜひどんどん攻めてほしいものだ。

 しかし、ケース類はお店には全く売られておらず、何でもありそうな深セン電脳街でも見当たらない。いくつかの店に聞いてまわったところ、「ネットで買ったほうが早いよ」とのこと。あまり売れない製品は店側も置きたがらないのだろうか? まあ、そもそもこのエリアは問屋でもあるため、10個100個単位で買う客が多数訪れる。Nokia 6は中国でそこそこ有名になったようだが、実際のところの売れ行きは大手メーカーにはかなわないということだろう。

 ということで中国のネット通販と言えばタオバオ。そこで「Nokia 6」で検索してみると、ケースやスクリーンプロテクターなど、たしかに物は多く出てきている。カラーバリエーションも多く、本体を買っても好みのカラーのカバーを自由に選ぶことができそうだ。

タオバオでNokia 6のケースを検索
いかにもNokiaっぽいブルーのケースなども

 一方、Nokia 3やNokia 5のケースを探してみたところ、まだ製品は無し。発売が近いと本体よりも先にサードパーティーからアクセサリーが出てくることが多いのだが、この2機種に関してはまだしばらく出てこないということなのかもしれない。

 ハイエンドのNokia 8とも言われる機種の噂もあるが、それが出てくる前にもやはりケースが先に出てくるだろう。できればNokia 8を自分のメイン機にしたいのだが、購入できるのはまだ当分先になりそうである。