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ギフト券だ! 期限間近だ! au WALLET Marketの誘惑
【Qua phone PX】
2017年3月14日 06:00
今日も我がQua phone PXに、あのメールが届いた。迷惑メールの山の中にポツンと現れるそのメールの件名は「ギフト券の有効期限が迫っています!」。ビックリマークまで付けて焦らせてくれる。だが筆者は焦りよりもワクワクしながらこのメールを開いてしまう。もう術中にハマっているのだ。
今どきショッピングサイトからのメールなんて、ほぼ迷惑メールと同義である。読まれぬままゴミ箱行きになるメールのなんと多いことか。しかし、この「au WALLET Marketのギフト券」、それも期限間近、というお知らせメールだけは見逃せない。
何しろ毎月何度か配信されるギフト券の値引き額がデカイ。「10,000円以上で使える4,000円ギフト券」とか「6,500円以上の商品に使える2,500円券」「5,000円以上の商品に使える1,500円券」など。
Amazonや楽天市場の同一商品と比べても、ギフト券使用ならau WALLET Marketで買ったほうが安い場合が多い(もちろんAmazonや楽天市場がセールを開催したり、クーポンがあるとまた逆転したりするが)。
ギフト券の値引きの額が具体的なので安さを感じやすく、期限があるので「ギフト券を使わなきゃ」と思わせる。さらにau WALLET Marketの商品は入れ替わる。ギフト券の期限が切れるだけでなく、商品のほうもいずれ無くなってしまうのだから、ここで「今買うべきか?!」と真剣に悩む。
ただし、残念なことにau WALLET Marketの商品点数は少ない。Amazonや楽天市場に何万点とあるのと比べ、1,000点前後しか用意されていない。カテゴリ別に見ても筆者の興味がある「家電」や「お届けグルメ」は各140点ほどしか商品が無い。その140点のなかから実際にギフト券が適用できる「5,000円以上」とか「6,500円以上」「10,000円以上」の商品はごく一部になる。
だが、これくらい絞られていると、検索するのがとてもラクだ。並んでいる商品はそれなりに有名どころで、Amazonや楽天市場で同一商品のレビューを見ても、結構な高評価になっているものばかり。
欲しい商品が最初から具体的に決まっていると、商品そのものが無い可能性が高いものの、ある程度広く「こういう商品がないかな」というアバウトな探し方であれば、気になる商品はポツポツ出てくる。
というわけで今や筆者の家電購入はau WALLET Marketがまず基準となり、その後、Amazonや楽天市場をチェックするという流れになっているのだ。
そんなわけで、この3カ月に3台の家電を買ってしまった。ここ何年か大きな家電(といっても両手で抱えるくらいのサイズだが)は買っていなかったのだが、年明けにau WALLET Marketのギフト券を受け取るようになってから(それまで会員に登録すらしてなかった)、3台である!
が、この新たな3台の家電のうち、執筆時点までに実際に使ったのは布団乾燥機1回だけ……。購入前あれだけ吟味したはずなのに。やはりギフト券に惑わされたのか? と自問自答、反省。
そして筆者は一つの結論に達した。「家電ではない、米だ」と。米を買えばいい、と。ギフト券を使った場合、au WALLET Marketの米は安い。しかも「ゆめぴりか」とか有名どころの米が安い。Amazon、楽天市場、近所のスーパーで買うより安い。そして米なら確実に消費する。我が糧となる。無駄になることは一切無い。完璧だ。……何か間違ってますか?