みんなのケータイ

交換機サービスにお世話になった話

【HTC 10 HTV32】

けなげに再起動を繰り返す我が愛機

 先日、筆者のスマートフォンが突然使えなくなった。いわゆる“文鎮化”だ。

 一応、起動はする。起動ロゴと「~個のアプリを最適化しています」という表示、再起動して起動ロゴ、そして「最適化」という無限ループ状態だった。強制電源オフでも完全放電でも治らない。それならauショップに相談してみようかと思い、休みの日にショップに立ち寄った。

 端末購入時にauの補償サービス「安心ケータイサポートプラスLTE」に加入していたので、電話かインターネットで申込めば、交換機が翌日に届くということは知っていた。あえてauショップに向かったのは、1つ勘違いをしていたからだ。

 その勘違いは「交換機サービスでは必ず有料になる」というもの。立ち寄ったauショップの店員さんによると、実際には、「メーカー保証範囲内の故障の場合は、交換後サービスを利用しても支払いが無料となる」らしい。そして、店員さんに「メーカー修理では見積もりに数週間かかる上に、有償修理になると1万円程度はかかる」と諭され、交換機サービスを利用することに。

 まずは手軽なWebサイトから申込手続きを進めたが、「今回のお申込みはインターネットで受付できません」との表示が出たので、それならばとサポートセンターに電話した。

Webで完結するので一番楽な故障対応だが、今回は利用できないらしい

 電話でオペレーターさんに症状を伝えると、「症状は確認しているが、本体に傷や凹みがある場合はその修理も同時にするので無料にはならない」とのこと。

 補償サービスに加入しており、かつ長期利用ユーザーなので3000円(税抜)の負担金で代替機が翌日に届いたので不満はないが、使えない原因が自然故障でも有償修理になるということなので、もし補償サービスに加入していなかったら……。“転ばぬ先の交換機サービス”を実感したのだった。

 ちなみに、翌日に届いた代替機は快適に動作している。良かったのは、Googleアカウントを登録するだけでアプリを選んで再インストールできたこと。筆者が利用していたアプリのデータはだいたいクラウド上に保存されていたので、数個のアカウントでログインするだけで、利用環境が整ってしまった。

復元ついでにアプリの整理もしてしまおう