みんなのケータイ

付き添い通院の味方「キッズモード」

【Galaxy S7 edge SCV33】

安心して子供に端末を手渡せるGalaxy S7 edgeの「キッズモード」

 最近、土曜日の午前中は息子(小3)の通院の付き添いと決まっている。土曜の午前中というと、待合室はかなりの混み具合。待ち時間も長くなる。待合室には数冊の漫画も置いてあるが、しばらく通院すると読むものも無くなってしまう。で、スマホである。

 幸いなことに、筆者が使うGalaxy S7 edge SCV33には、「キッズモード」なる機能が搭載されている。この機能は、いわゆるペアレンタルコントロール機能で、起動できるアプリや連絡できる相手を制限したり、1日あたりで使用できる時間をしたりできる。一時的に手渡す場合もそうだが、そもそもは子供が常用できるように作られた機能なので、非常によくできているのだ。さすがに、こんなハイエンドモデルを小学生に持たせるのもどうかと思うが。

キッズモードのホーム画面
キッズモードを終了したり、設定を変更しようとしたりする際にはパスコード入力を求められる

 カメラアプリやギャラリーアプリ、お絵かきアプリなど、子供向けのアプリも用意されており、とくにマニュアルなども無いのだが、好奇心旺盛な子供の手にかかると、あっという間に使いこなして夢中になり、呼び出しがかかっても気づかない始末。それはそれで問題なのだが、機能としてはなかなかよくできている。

 筆者の場合、Galaxy S7 edgeを仕事にも使用しており、他人には見られたなくない、見られてはいけないデータもある。子供が見ても分からないだろうが、消されるとまずいクラウド上のデータもある。「ちょっとゲームでもしてる?」と端末を息子に渡すと、持ち前の好奇心でどんなことが起きるかは想像に難くない。そうしたデータやアプリにアクセスできないようにする上でもキッズモードは有効だ。

使用できるアプリや1日に使用できる時間を設定
何をどれだけ使ったかも記録として残る

 という感じで、大変頼もしいキッズモードなのだが、ゲーム等のアプリのデータはノーマルモードと共有されているので、若干の注意が必要となる。例えば、お父さんが頑張って貯めた「ほしのすな」や「アメ」を惜しみなく使い、ポケモンの強化や進化につぎ込むという事件が発生する可能性も否定できない。そこはスマホの外でのコンセンサス形成が必要となる。