トピック

ドコモ網もau網もデュアルeSIMで! IIJmioの最新サービスを徹底解説

好きなときに申し込めるeSIMを使ってみよう!

 ショップに出向いたり、SIMカードが郵送されてくるのを待ったりすることなく、自分の都合の良いときにインターネット経由で携帯電話の回線契約ができて、すぐに使える便利なeSIM。

 eSIMの提供に当初から積極的なのがインターネットイニシアティブ(IIJ)だ。「フルMVNO」として、日本で初めてeSIM対応のデータ通信サービス「IIJmioモバイルサービス ライトスタートプラン(eSIMベータ版)」を2019年に開始。また、2022年からはギガプラン タイプA(au網)で、音声通話機能付きのeSIMを選択できるようになっている。

 さらに、9月22日からは待望のギガプラン タイプD(NTTドコモ網)でもeSIMを選べるようになった。これでIIJmioの音声通話機能付きサービスで、 タイプA、タイプDの両方とも、物理SIMだけでなくeSIMも選べる ようになったことになる。

 音声eSIM(タイプD)の月額料金は、物理SIMや音声eSIM(タイプA)と同じだ。

  2ギガ(月額850円)/5ギガ(月額990円)/10ギガ(月額1500円)/15ギガ(1800円)/20ギガ(2000円) と、小容量から大容量まで5つのプランから選べる。

 なお、11月30日まで「ゴーゴーキャンペーン」が行われており、 最大3カ月間、月額料金は300円割引。さらにデータ量は20%増量 される。

音声eSIM(タイプD)の料金プランは物理SIM、音声eSIM(タイプA)と同じ。11月30日までキャンペーンで月額料金の割引とデータ容量の増量がある。

申し込みはカンタン、1台で2回線がカンタンに使える

 eSIMは、Webサイトからいつでも申し込めて、申し込んだらすぐに、 基本的には当日から使える のが最大の魅力だ。

 IIJmioのeSIMは、物理SIM同様、同Webサイトにある「ご購入・お申し込み」ボタンから申し込める。

 IIJmioの会員ならログインし、会員でないなら申し込みの際に会員登録する。最初に申し込みに必要なものや注意が示され、手順は基本的にメニューから選択していくだけなので非常に分かりやすい。

 料金プラン、タイプD/タイプAの選択、通話定額など各種オプションサービスや端末保証を付けるかどうかも選ぶだけだ。

 一通り手続きが済んだ際に、初回の支払い額、月々の支払い額が確認できるのも安心だった。

 また、筆者は今回、タイプDとタイプAのeSIMを同時に申し込んだが、 複数のSIMを申し込む場合は続けて同時に申し込める のもありがたいと感じた。

eSIMの申し込みもIIJmioのサイトから。
各手順に進む前に説明や注意が示され、安心感がある。
申し込みの最中に支払い額を確認できる。複数回線を申し込んだ場合は合算も確認できた。

 重要事項をしっかり確認し、同意したら申し込み手続きは完了。その後、eKYCで本人確認を行う。

 運転免許証やマイナンバーカードなど本人確認書類の撮影、顔を静止画と動画で撮影するが、撮影前に丁寧に案内されることに加え、本人確認書類の撮影はガイド線に合わせて撮影すればいいので、まず失敗はない。

eKYCの方法は映像で説明され分かりやすい。実際の撮影時はガイド線が表示され、撮りやすかった。

 本人確認書類を提出すると、筆者の場合は10分後くらいに申し込み完了メールと、EID入力のお願いのメールが届いた。「EID」とは、端末ごとに異なる識別番号で、32桁の数字のこと。タイプDの場合は、eSIMを登録する端末のEIDを登録する必要があるのだ。

 その説明や入力ページのリンクもメールに記載されているので、端末のEIDをコピーしてサイトにアクセスし、ペーストすればいい。

 なお、タイプAについてはこの手順は不要だ。

音声eSIM(タイプD)の場合は、eSIMを設定する端末のEIDを登録する必要がある。メールにリンク先の記載があるので、EIDをコピーしておきペーストすればOK。

 その後、アクティベーションコードを確認し、eSIMを有効化する。別端末にQRコードを表示して読み取ってもいいし、コードをコピーしてスマホ1台で設定してもいい。

 iPhoneの場合はQRコードの読み取りやコード入力もせず、アクティベーションコードの設定ができる「eSIMキャリアアクティベーション」に対応。これが便利で、プッシュ通知から案内にしたがって進めていくだけで、簡単に設定が完了する。

 なお、iPhoneの場合はAPN構成プロファイルのインストール、Androidの場合はAPN設定が必要。 通話はできてもモバイルデータ通信ができない場合は、この最後の手順を忘れていることが多い ので要チェックだ。

「My IIJmio」アプリを使うと、APN構成プロファイルがオフライン状態でもダウンロードできるのでインストールをおすすめ。もちろん、データ容量の残量や請求金額の確認が可能。プラン変更やSIM変更などの手続きもアプリからアクセスできる。

 今回、筆者は新しいiPhone 15 ProにタイプDとタイプAのeSIMを設定した。実はIIJmioの物理SIM(タイプD)も持っていて、それをメインの電話として利用しているので、1台のiPhoneでIIJmio3回線を使い回すことになってしまった。しかし、不都合は一切ない。むしろ 状況に応じて使い回せるのが快適 だ。

 iPhoneでの紹介になってしまうが、回線の切り替えは非常に簡単。「設定」の「モバイル通信」でSIMのオン/オフを切り替えるだけ。使いたい回線を選択し、オンにするとオフにする回線を尋ねられるので選ぶだけだ。

 ピンを刺してSIMカードトレイを引っ張り出したり、カードの裏表を確認したり、小さなSIMカードをうっかり落として探し回る、なんてこともない。

eSIMの場合、SIMの切り替えは端末の設定画面で操作するだけ。SIMカードを入れ替える面倒がない。
【お詫びと訂正 2024/01/09 16:30】
本記事内の記載に誤ったご案内がございました。IIJmioの物理SIM/音声eSIMを2枚以上設定した場合、iPhoneの「モバイルデータ通信の切り替え」は正しく機能しないのでご注意ください。回線を切り替える場合は、APN構成プロファイルの再インストールが必要になります。本事象は、IIJmioに限らずAPN構成プロファイルを利用するSIMを2枚以上設定した場合も同様となります。
2回線ともeSIM! な“デュアルeSIM”もあるよ!!

 ここでちょっとした情報を添えておきたい。iPhone 13シリーズ以降やPixel 7/7aなど一部のスマートフォンでは「デュアルeSIM」も使える。そう、その名の通り、2回線ともeSIMという未来感あふれる機能だ。

 IIJmioのWebサイトには、使いたいSIMの種類から、どう設定すればいいか、わかりやすく案内されているページもある。基本的には、eSIMを導入するためにアクティベーションコードを読み込み、メインにしたい回線を選ぶ、という流れだ。

 気になるのが料金だ。筆者のように、タイプAとタイプDの2回線を契約して使うときの料金は、それぞれの料金プランの合計金額になる。

 たとえば筆者はどちらも2ギガ(月額850円)を契約したので、通信料金は850円×2で1700円だ(なお、キャンペーンで最大3カ月は550円×2で1100円)。

状況に応じて2回線を切り替えて使えるのが本当に便利

 災害時、通信障害時のバックアップ回線として異なるキャリアの回線を複数契約している人も多いだろうが、eSIMの場合はそれ以上の価値がある。

  eSIMは回線の切り替えが本当に簡単 なので、行く場所、ネットワークの状況によって使い分けられるのがとても便利だ。

 今や携帯電話が使えない場所はないと言ってもいいほどエリアは全国津々浦々にまで広がっているが、それでもこのエリアはAキャリアが強い/弱い、このビルはBキャリアの電波が強い/弱いということはあるものだ。

 その際にeSIMを持っていれば、利用するキャリアをすぐに切り替えることができる。利用回線を変えることで通信が快適になる可能性が高い。

 とはいえ、両方とも大容量プランを契約する必要はないだろう。メインで使う回線は20ギガ(2000円)、サブ回線としてもう一方を2ギガ(月額850円)にしておけば、合わせても3000円未満。

 IIJmioの音声eSIMなら、大手キャリアのオンライン専用プラン1回線分と同レベルの費用で、別キャリアの2回線を使うことができる。

 あるいは、同じ容量のプランを2回線でもいいだろう。2ギガでは少ないなら5ギガ(月額990円)、10ギガ(月額1500円)を選んでも2000円から3000円で済む。

 IIJmioには複数回線のデータ容量を1つにまとめて一緒に使える「データ容量シェア機能」があるので、データ容量を無駄なく利用できる。なお、データ容量シェア機能は、同一mioID(契約)内の場合、最大10回線まで。そのうち、音声SIM、音声eSIMは最大5回線までとなる。

 細かいところだが、タイプA、タイプDは別のキャリアの回線を利用しているので、仮にMNOで契約していればそれぞれ別の会社から請求が来ることになる。 IIJmioだったら請求が1つにまとまる 。これも案外便利だ。

各地を動き回る人にeSIMは絶対オススメ

 実のところ、筆者はeSIMが鬼門だった。これまで他キャリアのeSIMで開通に失敗してショップに駆け込んだり、eSIMの再発行で数千円の手数料を支払ったりしたことがある。IIJmioも物理SIMを利用してきた。

 ただ、もちろんeSIMの便利さはしっかり認識しているつもりだ。ネットワーク環境が整っている都内でも、時折、通信が不安定になることがある。

 そんなときはiPhoneのモバイル通信の設定画面をポチポチと操作し、別の回線に切り替える。そうすることで資料のダウンロードやWebサイトの表示も素早くでき、取材もスムーズに行うことができている。

 万が一のときのためにサブ回線を用意することも大切だが、仕事や勉強をスムーズに進めたい人、いつでもどこでも快適に通信したい人にも、eSIMを含めた複数回線契約をおすすめしたい。

 IIJmioの音声eSIMなら 、NTTドコモ網のタイプD、au網のタイプAを選べ、申し込みも非常に簡単 。MVNO業界で最安レベルの料金プランを用意しているので、両方契約しても最低限の負担で済む。

 今ならキャンペーンで、音声SIMまたは音声eSIMを申し込むと 最大3カ月間、月額料金300円割引およびデータ量は20%増量

 通話定額オプション利用料もキャンペーン で3カ月間各月410円 割引される。期間は11月30日まで。

 また、「音声限定! SIM交換手数料割キャンペーン」で、物理SIMカードから音声eSIMへの交換が、 通常2200円のところ11月30日までは無料でできる

 たとえば 音声eSIMを1回線だけ契約し、状況に応じてキャリア(タイプAやタイプD)を変更する のもいいだろう。その場合、月額料金は1回線分だけ。タイプ変更を申し込んだ際にSIMプロファイル発行手数料が発生するが数百円だ(タイプDへの変更は433.4円、タイプAへの変更は220円)。変更してからすぐに利用できるわけではないため、頻繁な変更はおすすめしないが、長期間の通信障害時や、旅行先などで通信環境が悪いという場合に活用できそうだ。

 これを機会に筆者もIIJmioの物理SIMをeSIMに変更しようかと考えているところだ。