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安全安心のスマホを求める日本のユーザーのために――防水防塵やおサイフケータイに対応、高機能と使いやすさを追求した「OPPO Reno5 A」

「OPPO Reno5 A」、約162.0mm(高さ)×74.6mm(幅)×8.2mm(厚さ)、約182g(重さ)、シルバーブラック(写真)、アイスブルーをラインアップ

 SIMフリー端末を手はじめに、着実に日本市場での存在感を示してきた「OPPO」。なかでも「OPPO Reno A」シリーズは、日本市場に求められる仕様にしっかりと対応し、イメージキャラクターにタレントの指原莉乃を起用するなど、OPPOとして、もっとも注力してきたモデルのひとつだ。

 その最新モデルとなる「OPPO Reno5 A」がいよいよ発売された。筆者も実機を購入したので、その魅力をじっくりとチェックしてみよう。

日本のユーザーが求めるもの

 スマートフォンに何を求めるかは、人によって、さまざまだが、国内市場においては、俗に『日本仕様』と呼ばれる日本のユーザーが求める仕様がある。

 たとえば、もっとも独自性があるもの言えば、やはり 非接触ICカード技術の「FeliCa」 が挙げられる。「おサイフケータイ」のサービス名で広く知られ、国内ではすでに15年以上、携帯電話やスマートフォンに搭載されてきた実績がある。

 グローバルでは「NFC Type A/B」を利用した非接触決済サービスがようやくスタートしているが、国内ではすでに交通系サービスやクレジットカード決済、会員証サービスなど、さまざまな対応サービスが提供され、業界標準の地位を確立している。FeliCa搭載スマートフォンでの電子マネーの利用率は数十%程度に達し、FeliCaの有無によって、スマートフォンの売れ行きが大きく左右されるとも言われる。

 FeliCaと並び、もうひとつ国内で ユーザーのニーズが高いのは、防水防塵 だ。高温多湿という気候に加え、近年はゲリラ豪雨などに見舞われることもあるうえ、水廻りなどで作業をするときにも使いたいというニーズがあり、ケータイ時代から防水機能を求める声はかなり高かった。

 端末をある程度、長く使っていくうえで、水濡れや水没といったトラブルに遭っても利用できる安心感は大きく、こうしたトラブルを経験したユーザーが「次は安心できるものを」と、防水防塵対応のスマートフォンが選ぶ傾向が強い。

グローバルメーカーにとっての「日本仕様」

 ケータイ時代は国内向けの独自仕様という印象だった防水防塵だが、ここ数年、グローバル市場で展開するスマートフォンでも徐々に対応例が増えてきている。ただ、その多くはハイエンドモデルが中心で、ミッドレンジで対応するスマートフォンは限られているのが実状だ。

 いずれも日本のユーザーにとって、スマートフォンを選ぶうえでの重要なポイントとされているが、グローバル市場でビジネスを展開するメーカーにとっては、『日本仕様』をどうするのかがひとつの課題と言われている。

 現在、スマートフォンはグローバル市場全体で、年間に約13億台が出荷されているのに対し、国内市場は年間に約3000万台を超える市場規模とされる。

 通信方式や対応バンドなどについては、グローバル市場と国内市場で共通化されていたり、各メーカーとも多少の変更には対応できる体制を整えており、日本語化などのローカライズも基本的にはソフトウェアの修正で対応できる。

 しかし、 FeliCaや防水防塵はいずれもハードウェアとしての仕様変更が必要 になるため、グローバル市場でビジネスを展開するメーカーとしては、市場規模を鑑みてもなかなか日本独自モデルの開発に踏み出しにくい状況にあった。

日本のユーザーのために開発された「OPPO Reno A」シリーズ

 そんな中、FeliCaや防水防塵といった『日本仕様』に積極的に取り組み、日本のユーザーのためにスマートフォンを展開しているのが「OPPO」だ。

 OPPOは2018年2月に国内のスマートフォン市場に参入し、スタンダードなモデルだけでなく、ユニークな製品を投入してきたことでも知られる。

 日本仕様のサポートについては、2018年9月に発売した「OPPO R15 Pro」で、はじめてFeliCa搭載と防水対応を実現させている。そして、2019年10月にはいよいよ「FeliCa」と「防水防塵」に対応した主力モデル「OPPO Reno A」を投入。イメージキャラクターに起用した指原莉乃の効果も相まって、SIMフリースマートフォンとしては異例の大ヒットを記録し、昨年6月に発売された後継モデル「OPPO Reno3 A」も好調な売れ行きを記録した。

 その好調ぶりは、OPPOが 「2020年第3四半期~2021年第2四半期、日本市場でAndroidスマートフォンのSIMフリーカテゴリにおいて、OPPOブランドが一位」 (BCNデータに基づくOPPO調べ)、 「日本のスマートフォン市場でOPPOが、第4位のシェアに上り詰めて、その成長率が81%」 (Canalys調査)を記録していることからもうかがえる。

最新の「OPPO Reno5 A」(左)と2020年発売の「OPPO Reno3 A」(右)。カメラが強化されたことで、カメラモジュール部分のデザインが大きく変更された

 そして、今年6月には、いよいよ5Gに対応した「OPPO Reno5 A」が発売された。

 「OPPO Reno A」シリーズはOPPOがもっとも得意とするミッドレンジのモデルで、グローバル市場向けには数多くのラインアップが展開されているが、今回の「OPPO Reno5 A」はFeliCaを搭載し、防水防塵にも対応するなど、日本のユーザーのニーズに応えるために開発された専用モデルになる。

 価格は販売ルートによって異なるが、オープン市場向けのSIMフリーモデルは直営サイトで4万3800円という購入しやすい価格が設定されている。携帯電話会社では楽天モバイルとワイモバイルでも販売されている。

スリムで持ちやすいボディ

 まず、外観からチェックしてみよう。ボディは背面の両側面をわずかに湾曲させた形状を採用し、ボディ幅は約74.6mm、薄さは約8.2mmと、持ちやすさと操作のしやすさをバランスさせたサイズにまとめられている。絶妙な持ちやすさと後述するColorOSの操作性があいまって、ワンハンドでの操作性も高まっている。

背面は光沢感のある仕上げだが、光の当たり方によって、色合いが変わる

 ボディカラーは大人のユーザーが持つことを意識した落ち着きのあるシルバーブラック、若い世代や女性ユーザーにも人気の高いアイスブルーの2色展開となっている。

 パッケージには本体背面に装着可能なクリアタイプの保護ケースが同梱されている。ちなみに、OPPOによれば、こうしたボディの形状やカラーについては、 日本市場でオンラインとオフラインの両方で十分な調査を行い、5つのデザインサンプルから、製品化された2つのデザインへと厳選された という。

左側面にはピンをさし込んで取り出すタイプのSIMカードスロット、分割式の音量キーを備える
右側面は電源キーのみを備える
下部にはUSB Type-C外部接続端子、3.5mmイヤホンジャックを備える

防水防塵をサポート

 本体は前述の通り、IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応する。

 水を扱うことが多い夏、雨などが多い春や秋、雪や結露などの水分が気になる冬など、日本では四季を通じて、防水対応はもっとも重要な機能のひとつであり、2018年の初対応から着実に実績を積み重ねてきたことからも安心して利用できる。

IPX8の防水、IP6Xの防塵に対応する。シャワーなどの水がかかっても問題なく動作する

本体の90%を占めるディスプレイ

 ディスプレイは2400×1080ドット表示が可能な約6.5インチフルHD+対応液晶ディスプレイを搭載する。

 液晶パネルながら、DCI-P3の色域は100%をカバーしており、有機ELパネルを採用する製品とまったく遜色のない発色を実現している。

 有機ELパネルは製品によって、やや尖ったような発色の傾向が見受けられるが、OPPO Reno5 Aの液晶パネルは自然な色合いで表示ができる印象だ。

 本体前面の画面占有率は90%に達し、動画コンテンツやゲームなどを迫力ある大画面で楽しむことができる。

 ディスプレイのリフレッシュレートは最大90Hzで、SNSやWebページのコンテンツがなめらかに表示され、視認性に優れる。タッチサンプリングレートは最大180Hzに対応し、ゲームなども快適に操作することができる。 ディスプレイには出荷時に実用可能な保護フィルムが貼付 されており、前述の保護カバーと組み合わせ、購入後、すぐに保護された状態で使いはじめることができる。

パッケージにはクリアタイプの保護カバーが同梱されている

ずっと使える大容量バッテリーと急速充電

 バッテリーは本体に4000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、PD(9V/2A)とQC(9V/2A)の急速充電に対応する。

4000mAhの大容量バッテリーを内蔵。省エネモードで長時間の駆動が可能。いざというときは超省エネモードで、さらに省電力ができる

 ACアダプターはパッケージに同梱されていないが、市販の対応ACアダプターを利用すれば、約30分間で41%まで充電でき、通勤や通学前の支度時間など、短い空き時間にすぐに充電できる。

 バッテリー残量に応じて、「省エネモード」に切り替えるように設定することで、利用時間を延ばせるほか、可能な限り、バッテリー残量を節約したいときは「超省エネモード」を設定することで、スマートフォン全体の動作を制限し、大幅に電力消費を抑えることができる。

指紋認証と顔認証に対応

 生体認証については、本体背面に内蔵された指紋センサーによる指紋認証が利用できるほか、インカメラを利用した顔認識(顔認証)によるロック解除にも対応する。

背面の中央部分に指紋センサーを搭載。手に持ったとき、自然に指が当たる位置にレイアウトされている

 現在の環境下では、外出時にマスク着用が必須となっているため、顔認証の実用性が制限されているが、OPPO Reno5 Aは背面の中央上に指紋センサーが内蔵されているため、端末を手に持ち、そのまま背面に人さし指を伸ばせば、自然な位置に指紋センサーがあり、すぐにロックを解除できる。

初期設定時に指紋登録が可能で、画面にはガイドも表示される

 また、顔データも登録しておけば、在宅時など、マスクを着用していないときは、端末を手に持ち、画面に顔を向けるだけで、顔認証でロックを解除できる。

 顔認証については、周囲の明るさの自動調節による補正、目を閉じた状態でロック解除をしないなどの設定もできる。

 さらに、指紋認証、顔認証共に、用途を画面ロック解除だけでなく、アプリロックやプライベートフォルダへのアクセスの制限に適用することもできる。

5Gに対応したSnapdragon 765Gを搭載

 スマートフォンの心臓部となるチップセットについては、米Qualcomm製Snapdragon 765Gを搭載する。RAM(メモリー)は6GB、ROM(ストレージ)は128GBを搭載し、最大1TBまでのmicroSDメモリーカードを装着することができる。

 Snapdragon 765Gはバランスの優れた高性能チップセットだが、OPPO Reno5 Aは防水防塵対応のボディながら、端末の排熱処理なども十分に考慮された設計となっているため、動画再生やゲームなどで利用しても安定した動作が継続する。

Reno5 Aの処理能力
チップセットSnapdragon 765G
RAM(メモリー)6GB
ROM(ストレージ)128GB
外部ストレージ最大1TBまでのmicroSDカード

国内4キャリアの通信サービスに対応

 対応する通信方式と対応バンドについては、別表の通りだが、5Gについては国内4社が提供するサービスに対応しており、一部のMVNOの5Gオプションでの接続も可能だ。

「OPPO Reno5 A」対応通信方式及び対応バンド
スロット通信方式バンド
SIMカード 15Gn3/n28/n77/n78
4G (LTE FDD)band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
4G (TD-LTE)band 38/39/40/41/42
3G (W-CDMA)band 1/2/4/5/6/8/19
2G (GSM)850/900/1800/1900
SIMカード 2:5Gn3/n28/n77/n78
4G (LTE FDD)band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28
4G (TD-LTE)band 38/39/40/41/42
3G (W-CDMA)band 1/2/4/5/6/8/19
2G (GSM)850/900/1800/1900
出荷時に設定されてるNTTドコモ網のAPN。NTTドコモのspモードをはじめ、主要なMVNO各社のAPNが登録されている(SIMフリー版で確認)
出荷時に設定されてるau網のAPN。auのLTE NETや5G NET、UQモバイル、IIJmio、mineoなどが登録されている
出荷時に設定されてるソフトバンク網のAPN。mineoやワイモバイルなどが登録されている
楽天モバイルのSIMカードを挿したところ、APNは自動的に設定された
eSIMを有効に切り替えると、2枚目のnanoSIMカードが無効になる仕様

eSIMもサポート

 SIMカードはnanoSIMカードとeSIMに対応し、オープン市場向けのSIMフリーモデルはデュアルSIMに対応する。楽天モバイルで販売するものもSIMフリー版と同じ仕様となっている。

 2枚目のSIMカードはnanoSIMカードとeSIMの排他利用で、nanoSIMカードはmicroSDメモリーカードとも排他利用になる。たとえば、2つのスロットとeSIMを使えば、2つの回線とmicroSDカードと、用意されたスペックを最大限、有効活用できるわけだ。

SIMカードトレイはデュアルSIM対応。写真のように1枚のnanoSIMカードとmicroSDメモリーカードを装着するか、2枚のnanoSIMカードを装着可能

 eSIMについては楽天モバイルをはじめ、MVNOでもIIJmioが提供を開始しており、利用しやすい環境が徐々に整いつつある。

 ちなみに、ワイモバイルで販売される端末については、シングルSIMとなっており、1枚のnanoSIMカードとmicroSDメモリーカードの組み合わせで利用する。

Wi-FiとBluetooth

 Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠のWi-Fi 5対応で、「パーソナルホットスポット」と呼ばれるWi-Fiテザリングに加え、USBやBluetoothによるテザリングも利用できる。

BluetoothはBluetooth 2.1+EDR、Bluetooth5.1に対応する。BluetoothのオーディオコーデックはSBC/AACの標準的なものに加え、apt-X、apt-X HD、LDAC HDにも対応する。端末下部には3.5mmイヤホンジャックも備え、対応イヤホン使用時はハイレゾ音源を楽しむこともできる。

安心できるおサイフケータイ

 冒頭でも説明したように、OPPO Reno5 AはFeliCaを搭載しており、おサイフケータイの各サービスを利用できる。

FeliCaを搭載しているため、おサイフケータイの各サービスが利用可能。決済サービス以外にも利用できるサービスはかなり豊富

 多くのユーザーが利用する交通系ICカードについてもすでに対応機種のリストに挙げられており、安心して使えるところだ。

 ちなみに、スマートフォンに搭載されたFeliCaは、端末上でおサイフケータイの各サービスを利用するものと考えられがちだが、実はFeliCaを使った「Suica」や「Pasmo」などのICカードの残高を読み取る機能も利用できる。

おサイフケータイのサービスを利用しなくても意外に便利なのがFeliCaを採用したICカードの残高紹介機能

Android 11ベースのColorOS 11を搭載

 プラットフォームはAndroid 11をベースにしたOPPOオリジナルの「ColorOS 11」を搭載する。

出荷時のホーム画面はインストールされているアプリがすべて表示される「標準モード」が設定されている

 ColorOSは元々、他のプラットフォームからも移行しやすい操作性が特長とされていたが、最新版ではAndroidプラットフォームの標準仕様を活かしつつ、視認性やデザインを考慮したアイコンやメニューで構成するなど、独自の良さをしっかりと打ち出している。

ホーム画面は「標準モード」のほかに、「ドロワーモード」や「シンプルモード」を設定することができる

三本指でのジェスチャー操作

 Color OSには他製品にはない独自機能がいくつも実装されているが、実用的な機能が充実している。

ジェスチャーモーション

 たとえば、本稿の制作などにも利用しているが、三本指で縦方向にスワイプすると、スクリーンショットを撮ることができ、表示されたサムネイルの下のアイコンをタップすれば、画面をスクロールさせたスクリーンショットを撮ることができる。

 同じくサムネイルの上の共有アイコンをタップし、ニアバイシェアで共有したり、メールに添付したり、レンズ(Google Lens)で英文ページを翻訳するといった使い方もできる。

アイコンプルダウンジェスチャーも便利

 また、手があまり大きくないユーザーや片手操作をしたいユーザーのための「アイコンプルダウンジェスチャー」も便利な機能だ。

 設定アプリの[ホーム画面&ロック画面]-[アイコンプルダウンジェスチャー]を有効に切り替えると、ホーム画面左右から内側の上方向にスワイプしたとき、アプリのアイコンがその場所に集まって表示され、すぐにアプリを起動することができる。

アプリをフローティングウィンドウに

 さらに、OPPO Reno5 Aの大画面を活かし、アプリをフローティングウィンドウとして表示し、複数のアプリをマルチに活用できる環境も用意されている。

 設定アプリ内の[便利なツール]-[スマートサイドバー]を有効に切り替えておき、地図やカレンダーなどのアプリを起動中、画面右側からスマートサイドバーを表示し、いずれかのアプリをタップすれば、フローティングウィンドウの形で、アプリを起動することができる。

 フローティングウィンドウ表示のアプリはウィンドウ最上部を画面の左右方向にドラッグすれば、スマートサイドバーと同じように、画面の縁に一時的に格納しておくこともできる。

オリジナルアプリも

 このほか、アプリについても独自のものが用意されており、他の多くのスマートフォンが写真アプリとして、Googleが提供する[フォト]アプリのみを搭載しているのに対し、OPPO Reno5 Aでは使いやすさや見やすさを考慮した独自の[写真]アプリを搭載するなど、ユーザーの利便性を考慮したアプリを搭載している。

Googleの[フォト]アプリのほかに、ColorOS 11の[写真]アプリも搭載される

 ちなみに、ColorOS 11はOPPO独自のインターフェイスだが、他のAndroidスマートフォンと同じように、Googleが提供する各サービスやアプリを利用できる。日本語入力はAndroidプラットフォーム標準の[Gboard]が搭載される。

出荷時はオフだが、スマートサイドバーを有効にすると、画面を内側にスワイプして、よく使うアプリなどを表示するメニューが表示できる
ステータスバーから表示できる通知パネルには、各機能へのショートカットが並ぶ

補償サービスも充実

 ところで、スマートフォンを安心して使ううえで、ひとつ気になるのは補償サービスだ。

 一般的に、各携帯電話事業者が販売する端末は補償サービスに加入することで、万が一、落下による破損などのトラブルが起きても修理費を抑えられるが、オープン市場向けのSIMフリー端末はこうした補償サービスが提供されていないケースがほとんどだった。

 そこで、OPPO Reno5 Aを購入したユーザーが安心して利用できるように、 新たに「OPPO Care 画面割れ保証サービス」の提供 が開始されている(※9月30日まで無料キャンペーン実施中)。

 OPPO Reno5 Aは、 180日プランが3500円、365日プランが6000円 で、それぞれ申し込める。

 申し込みはオンラインで受け付けており、サポートもTwitterやメールでの問い合わせなどにも対応する。

 ちなみに、楽天モバイル向けとワイモバイル向けでを購入した場合は、楽天モバイルが「スマホ交換保証プラス」、ワイモバイルが「故障安心パックプラス」をそれぞれ提供しており、購入時に加入しておくと、故障や紛失時に同一の製品と交換できる補償サービスが利用できる。

ワンランク上の4眼カメラを搭載

 OPPOはもともと、グローバル市場において、カメラ性能の高さで評価を高めてきたメーカーであり、現在、多くのスマートフォンに採用されているビューティーモードなどもいち早く手がけてきたことで知られる。

背面にはメイン、超広角、モノクロ、マクロの4眼カメラを搭載。メインカメラは6400万画素のイメージセンサーを採用

 今回のOPPO Reno5 Aでは、背面に4眼カメラを搭載するなど、カメラ機能にもかなり力の入った製品となっている。

 構成としては、6400万画素のイメージセンサーにF1.7の明るい6枚構成のレンズを組み合わせたメインカメラ、800万画素のイメージセンサーにF2.2の5枚構成レンズを組み合わせ、最大119度の画角で撮影可能な超広角カメラ、明暗情報を得るための200万画素のイメージセンサーとF2.4の3枚構成レンズを組み合わせたモノクロカメラ、同じく200万画素のイメージセンサーにF2.4の3枚構成レンズを組み合わせ、4cmまで近付いた接写が可能なマクロカメラとなっている。

Reno5 Aの4眼カメラ
カメラスペック
メインカメラ6400万画素、F1.7、6枚構成のレンズ
超広角カメラ800万画素、F2.2、5枚構成レンズ、最大119度の画角
モノクロカメラ200万画素、F2.4、3枚構成レンズ
マクロカメラ200万画素、F2.4、3枚構成レンズ、最短4cmでの接写

 ディスプレイ左上のパンチホールに収められたインカメラは、1600万画素のイメージセンサーにF2.0の5枚構成レンズを組み合わせ、79度の広角撮影を可能にする。

インカメラは1600万画素のイメージセンサーを採用し、ディスプレイ左上のパンチホールに内蔵

 撮影時の機能としては、一般的な「写真」や「動画」、「ポートレート」、「夜景」に加え、「スローモーション」や「タイムラプス」などの視覚的に楽しい撮影、前後のカメラで同時に撮影できる「アウト/インカメラ同時撮影」なども用意される。

「写真」や「動画」、「ポートレート」以外の撮影モードは「その他」にまとめられている。「マクロ」もここから選んで、撮影する

 拡がりのある風景を撮影するときに適した「超広角カメラ」、1億800万画素相当の解像度で撮影が可能な「超高解像度モード」なども楽しい。「マクロ」は被写体から4cm程度まで寄って撮影ができるため、花や草木を撮るのも楽しいが、時計やアクセサリーなどを撮影したり、女性のネイルを撮るときにも有用だろう。インカメラの撮影では的確な補正が可能な「AIビューティー」も搭載される。

日中に「ポートレート」で撮影
モデル:葵木ひな(Twitter:hina1006ta_aokiボンボンファミン・プロダクション

 また、現在のスマートフォンのカメラで、もっとも性能差が表われるという夜景については、フィルターを利用した「ネオンポートレート」がおすすめだ。人物にしっかりとピントを合わせつつ、背景の夜景やネオンの明かりを球状のぼけにして撮影することで、印象的で美しい写真を撮ることができる。カメラの難しい知識を必要とせず、誰でも簡単に美しい写真を撮影できることは、OPPO Reno5 Aの大きなアドバンテージと言えるだろう。

夜の街並みをバックに「ネオンポートレート」で撮影。人物にピントが合い、背景のライトが球状に表示された
室内で夜景をバックに「ネオンポートレート」で撮影。人物を際立たせつつ、背景のライトが球状にボケている
室内の逆光の環境で撮影。人物も食事も背景もバランス良く撮影できている
1億800万画素相当の「超高解像度モード」で撮影。12032×9024ドット表示の画像が生成される
ガラス越しに「夜景」モードで撮影。全体的に明るくきれいに撮影できている
インカメラで自分撮り。「写真」モードを使い、背景をぼかさないように撮影。インカメラでも「ポートレート」で撮影することが可能

『日本仕様』をしっかりサポートした安心の一台「OPPO Reno5 A」は買い!

 毎日の生活からビジネスに至るまで、幅広いシーンで活用するスマートフォン。そこに何を求めるのかは、人によって、さまざまだが、時代と共にニーズも着実に変化しつつある。たとえば、かつては「長く使うためのハイスペックモデル」という考え方が主流だったが、最近では 「安心して使えること」「自分にとって使いやすいこと」が重視される 傾向にある。

 今回取り上げた「OPPO Reno5 A」は、まさにこの安心安全と使いやすさをうまくバランスさせた一台と言えるだろう。『防水防塵』や『補償サービス』はユーザーが本当に長く安心して使っていくうえで重要なものであり、日々の生活に役立つ『FeliCa』を利用したおサイフケータイのサポートもユーザーにとって、非常に有用なものだ。

 これらに加え、大画面ディスプレイや大容量バッテリー、上位モデルに迫る多彩な撮影を可能にするカメラなども充実しており、日本のユーザーが求める期待にしっかりと応える製品として仕上げられている。デジタルライフを存分に楽しむスマートフォンとして、「OPPO Reno5 A」はまさに『買い!』の一台と言えるだろう。