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プラススタイル、スマホ連携で自動的に星を捉える望遠鏡「eVscope eQuinox」
2021年6月26日 08:00
プラススタイルは、Unistellar製のスマート望遠鏡「eVscope eQuinox」を7月中旬に発売する。価格は37万9800円。
「eVscope eQuinox」は、ソニーの超高感度センサー「IMX224」を搭載した、アプリ連携で天体観測ができるスマート望遠鏡。従来製品「eVscope」からソフトウェア制御などが改善されており、たとえばバッテリーは連続動作時間が2時間増の12時間に増加している。さらに、アプリ利用者が大勢を占めることから接眼レンズが廃止された。
本製品は、4.5インチ口径のミラーで高い集光性能を実現。短時間で光を蓄積する技術と、独自開発の望遠鏡内蔵算出モジュールの画像処理アルゴリズムの2つの特許技術で高クオリティの観測ができるという。「IMX224」のセンサー設定と画像処理のパラメーターは自動で調節され、手動での操作は不要。
さらに、ソフトウェアが天体の正確な位置を認識して、望遠鏡を最適な方向に向ける独自の特許技術「AFD(自動フィールド検出機能)」も搭載。内蔵の座標データベースから望遠鏡の視野に入った星を自動的に認識する。
AFDと加速度センサー、電動マウントの組み合わせで、さまざまな天体に正確に焦点を合わせて、ユーザーのスマホに天体の情報が送られるという。
Android/iOS/iPadOS向けのアプリ「Unistellar」では、最大10台までWi-Fiの同時接続が可能。「eVscope eQuinox」の操作やRAW撮影したデータの転送ができる。
また、ライブ/ダイレクトビューによってリアルタイム映像を確認でき、アプリ内では5000を超える天体の候補を表示できる。
さらに、リアルタイムに観測したい天体を選択することで「eVscope eQuinox」が自動で方角を調整、天体を見つけてアプリに表示する。そして「エキスパートモード」では、アプリのジョイスティックを使って方向を変更できるほか、露出を変更するといったマニュアル操作が可能。
本製品は、非営利組織「SETI Institute(SETI協会)」とのパートナーシップにより、天体観測キャンペーンに参加できる。アプリ「Unistellar」では、太陽系外惑星のトランジットや超新星などの天文学イベントの最新情報を確認でき、「eVscope eQuinox」との連携して観測できる。
なおプラススタイルでは、「eVscope eQuinox 発売記念キャンペーン」を実施中。7月18日まで+Style本店で2万円オフの35万9800円で販売している。
製品名 | eVscope eQuinox |
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本体サイズ | 約230×650mm(三脚除く) |
重さ | 約9kg(三脚含む) |
光学倍率 | 最大50倍 |
デジタル倍率 | 最大400倍(推奨:最大150倍) |
極限等級 | 1分間最大16等星 (最適な条件下で数分間撮影した場合は最大18等星) |
分解能 | 2アーク秒 |
焦点距離 | 450mm |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHzのみ) |
内蔵ストレージ | 64GB |
センサー | 3軸加速度センサー、コンパス |
アプリ | Android:6.0以降、iOS、iPadOS:12.0以降 |
同梱品 | 電動経緯台、三脚、フィードバック付き電動天体追跡手順、セットアップガイド、説明書 |