電球色と昼白色に切り替えられるシャープのLED電球


形状は一般的な電球とほとんど変わらない。根元のギザギザが入った部分は放熱部分で、点灯中はそれなりに熱を帯びる

 長寿命かつ省電力というメリットから、最近注目を集めているLED電球。価格はそれなりに高価だが、一般の白熱電球の数十倍もの寿命を持つとされるため、コストパフォーマンスに優れ、交換の手間が少なくて済むメリットもある。また、電球型蛍光灯につきもののチラツキがないことや、スイッチを入れると即点灯する点も、LEDならではの特色として挙げられる。

 さて、今回紹介するシャープの「DL-L60AV」は、一般的な電球ソケットに装着できるLED電球だ。長寿命かつ省電力というLED電球ならではのメリットを備えるのはもちろん、電球や電球型蛍光灯には不可能なユニークな特徴を備えている。その特徴とは、付属のリモコンを使い、光の色を「電球色」と「昼白色」に切り替えられることだ。

 交換用の電球を買いに行った際、いままで使っていた電球型蛍光灯が「電球色」「昼白色」のどちらだったか店頭で迷うことは多い。買ってきて器具に取り付けたところ、色の種類がまったく違って、買い直しを余儀なくされることもあった。本製品であれば、リモコンひとつで色の種類を変更できるので、こうした心配もまったく不要になる。

 光の色をワンタッチで切り替えられることから、勉強をする時は昼白色、プライベートでくつろぐ時は電球色といった具合に、室内の光の色を切り替えて使うこともできる。この製品では両者の中間色に設定したり、光量をコントロールすることもできるので、好みの環境を保てる。このほか、昼と夜とで業態を変える飲食店であれば、これひとつで室内の雰囲気をガラリと変えることができるなど、これまでになかった光の活用方法が可能になりそうだ。

「昼白色」(左)と「電球色」(右)の切り替えがワンタッチで可能
付属のリモコン。電球色と昼白色の切り替え(中間色を含めると7段階)、光量のコントロール(5段階)が行える

 

製品名製造元購入価格
DL-L60AVシャープ7980円

 

 

(KURANOSE)

2009/10/15 10:23