本日の一品
CDの裁断にも対応、3つの必須条件をクリアしたコクヨの家庭用シュレッダー
2018年9月4日 06:00
10数年使い続けていたCD専用シュレッダーが寿命を迎えたため、代替の製品を探すことになった。しかしCD専用のシュレッダーはほぼ絶滅状態で、最終的にはCD裁断機能が付属したマルチシュレッダーを購入し、すでに使用中の紙専用シュレッダーとまるごと入れ替えることにした。それが今回紹介する、コクヨの「KPS-MX100W」である。
個人情報保護の高まりを受けて一般家庭にも導入されるようになったシュレッダー、筆者宅も今回購入した製品がかれこれ3代目となるが、オフィス向けの製品とは異なる、家庭向けのコンパクトサイズのシュレッダーに欠かせない条件は、おもに3つあると考える。
ひとつはなんといっても静音性で、作動音が騒々しくても許されるオフィスとは異なり、ホームユースのシュレッダーはとにかく静音性が第一である。この製品は作動音50dBと、このクラスの製品としてはかなり静かな部類に入るので、昼間はもちろん夜間でも安心して利用できる。
2つ目は連続使用時間だ。ホームユースの場合、書類がある程度溜まってから休日などにまとめて処理するケースも多いため、連続使用時間が5分以下だとそのたびに作業が中断されてしまう。本製品は連続使用時間が12分と、このクラスの製品としては破格の長さなので、まとまった量の処理も短時間で終わらせることができる。
3つ目は最大裁断枚数で、多くの枚数がまとめて処理できればそれだけ投入回数も減らせるわけで、処理の効率に直結する。本製品はA4用紙にして最大6枚を同時に投入できるので、ストレスのない処理が可能だ。
このほか、カット方式や消費電力といった細かいポイントもあるにはあるのだが、ゴミ箱容量が10L程度あり、デスクサイドに置ける製品としては、上記3つの条件さえ満たしていれば、ストレスになることは少ない。本製品はここにCD裁断機能が付属しているため、家庭で発生する書類やメディアは、1台でひととおり対応できるというわけだ。
実は筆者が従来使っていた紙用シュレッダーは同じコクヨの下位モデル(KPS-X80)で、期せずして上位モデルに乗り換える形になったのだが、CD裁断も非常に静かで、かつ連続使用時間やゴミ箱容量もアップしたため、よい買い物をしたと思っている。実売価格も7千円台まで下がっており、基本性能の高い家庭用シュレッダーを探している人におすすめだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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デスクサイドマルチシュレッダー<Silent-Duo> KPS-MX100D・S・W | コクヨ | 7216円 |