ヨーロッパではNokia Lumia 800を強力にプッシュ
2月の後半はMobile World Congress 2012の取材のためにヨーロッパへ。今回はパリに滞在後バルセロナで取材、そして最後はミラノというスケジュール。そして今回は各地でNokia Lumia 800がどれくらい売られているのかな、という興味もあり通信キャリアのお店や家電店などに立ち寄ってみた。
するとやはりヨーロッパはNokiaのホームグラウンド、プロモーションの力の入れようはアメリカやアジア以上だった。バルセロナではほとんどの通信キャリアのお店でLumia 800は扱われており、また街中にも広告を見かけること多数。地下鉄やバスに乗ると、iPhoneほど多くはないものの、1日数名のLumia 800使いを見かけるなどそれなりに売れているようでちょっと安心したところだ。
スペインの携帯専門店のLumia 800の広告 | 通信キャリアもほぼ全社が取り扱っている |
たまたまバルセロナで知り合った現地のLumia 800使いの人と話をしたところ、「Facebookを毎日使いつつ、ある程度のことはWindows Phone OSでも十分使えるからこれを選んだ。それにNokiaの製品なら安心だし」とのことだった。やはりヨーロッパではまだNokiaのブランドは十分通用するわけだ。Mobile World Congress 2012で発表された2製品を含め、4つのランナップが出揃えばLumiaシリーズも販売数を伸ばせるだろう。
アクセサリを充実させることが急務 |
ところでせっかくヨーロッパに来たんだし、ならばお土産代わりにLumia 800のケースなどを買おうと思ったのだが、発売されてまだ1カ月程度ということもあってかそれほど種類は出ていない様子。Nokia純正のものはあるものの普通のデザインっぽいのものしか無い。スマートフォンの楽しさの一つはさまざまな種類のケース選びでもあるわけで、このあたりはもうちょっとがんばって欲しいところ。メーカーによっては純正で10種類以上のケースを出すところもあるくらいなのだから、Nokiaも端末ラインナップの拡大と合わせ、ケースなどのアクセサリも増やしてほしいところだ。