L-04Bの使いやすさの謎を探る

2010年9月1日 06:00
(橋本保)

 L-04Bに機種変更して1カ月余りが経ちました。夏場は、薄着になるので、本機のようなストレート型は、ポケットに収まりやすくていいですねぇ。とくにシャツのポケットなどに入れていてもスッキリするはありがたい。

 それにしても、なぜ日本ではストレート型の選択肢が少ないのでしょう。こんな質問を携帯電話会社やメーカーにしてみると、「いやぁ、売れないんです」という答えが返ってくるのが相場なのですが、本当にそうなんですかね? 私は、売れないじゃなくて、売らないんじゃないかなぁ、と普段から思っています。なにせ、ストレート型のファンなので。

 そんな話はともかく、L-04Bがなぜ使いやすいのかなぁ、と眺めていて気がつくことがありました。店頭などでご覧になるとおわかりいただけますが、L-04Bは、少し幅広に見えます。カタログを見ると幅の寸法は49mm。スマートフォンは別ですが、ケータイは、48mmくらいが一般的といわれているので、やや幅広なようです。とはいえ、実際に使っているときには、そんなことは感じさせません。

 そうだ、と思って外周を測ってみました。すると、約117mmでした。

 この外周寸法は、カタログには載らない数字なので意外と知られていませんが、グリップ感や操作感と直結するので、機種選びの目安になるぞ、私は思っています。折りたたみ型やスライド型の場合は、閉じた状態ではなく、ダイヤルボタン側つまり手で握るほうの外周寸法を測るんです。すると、なんとなく使い勝手が想像できます。120mmを切ると、女性でも使いやすい機種ということが言えるんじゃないかな、というのが仮説です。機会があれば、まとめて検証してみたいと思っていますが。

 このほか、待受状態で、電話帳の「メモリ番号」をダイヤルボタンで入力すると、簡単に相手先が呼び出せる機能を使い始めました。私は、ケータイ Watch編集部の電話番号を、メモリ番号の2に登録しています。なので、待受画面でダイヤルボタンの2を押すと、すぐにケータイ Watch編集部の電話番号が呼び出せます。これが、0~99まで設定できます。なので、頻繁に電話する相手のメモリ番号を、ちくちくと編集する日々。ドコモのパソコン連携用ソフト「datalink」を使えば効率よく編集ができるのでしょうが、そんな時間も確保できず……。慌ただしい毎日を過ごしています。