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長電話のプロにフォーン・インデックス!
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カラフルなトランスルーセントボディでなぜかCDプレーヤーの形状をしている
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日本国内だけではなく、世界中のステーショナリー屋さんで、必ず売られているモノに「Phone Index」(簡易電話帳)がある。単なる五十音順のアドレス帳のようなものから、日本でも大人気のロータリー式の「ローロデックス・スタイル」のモノ。今回ご紹介するようなスタンダードなメカニズムを採用したモノなど、市場には多くのPhone Indexがある。もちろんいずれもが、イギリス生まれのアメリカ人であるグラハム・ベルが電話機を発明して以降、急激に世界に普及したモノなのだ。
自宅や会社の電話機に付き物なのは、普通、「ペンとメモ用紙」であることは職場や、家庭で電話機を置いてある周囲を見れば自明のことである。メモするのは、電話で話している相手から聞いた待ち合わせ場所や時刻電話番号などがほとんどだ。最近は据え置き式の電話機が少なくなり、自宅や職場でもケータイ電話や内線電話兼用のPHSケータイなど、移動しながら会話できる機器が増えたせいで電話機とメモ用紙という結び付きが昔ほど顕著でなくなってきたといえる。
筆者の場合も、ケータイ電話で話していて重要なアイテムは、普段から一緒に持ち歩いているハンディ・ボイスレコーダーに録音している。実際には、現在愛用しているケータイそのものがボイスレコーダーの役目も兼ねているようだが、ハイテクに弱い筆者には、未だに使い方がわからないのだ。重要なメモを、紙もペンも不要で録音できるということは、その録音記録が本当に確実にできるなら、素晴らしいアイデアだ。もう1つ、筆者も含めて現代人の多くがペンとメモが苦手になる理由の1つに「パソコンの普及」がある。ちょっとしたことでもキーボードで入力することがナチュラルな環境になってくると、いざペンを持って、なおかつ、電話を介して相手と会話しながらだと、まるで漢字を思い出せなくて、ほとんどがひらがなと英数字だけの情けないメモになってしまう。
そんな、漢字貧血症、ケータイ中毒症の方の自宅電話のPhone Indexにピッタリなのが本日ご紹介する「コンベンショナル・フォーン・インデックス」だ。シンプルながらなかなかの優れモノで、たった10秒だが、ボイスメモを録音できる。このレコーダーの構造的に優れたところは、録音ボタンと再生ボタンの2個しか用意されていないことだ。通常よくある「消去ボタン」が見あたらない。電話を介して相手と会話をするというある程度インテリジェントな状況で、何も考えることなく、ただただ録音ボタンを押しながら話せば、その時点から10秒間だけ録音が可能だ。消去は、再度録音を行なうことで上書きされるから不要という、シンプルかつ当たり前の構造なのだ。
外観は、なぜかCDプレーヤーの形状をしているが、その意味するところは不明だ。もともと1000円近くで販売されていたモノだが、何らかの理由で100円で売られていた。すでに売り切れ必至だとは思うが、もし見つけたら「即買」のアイテム最右翼だ!
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よくあるタイプの検索型電話帳にボイスレコーダーが付属
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「録音ボタン」と「再生ボタン」しかない「長電話のプロ仕様」がグッド!
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
コンベンショナル・フォーン・インデックス |
100円 |
東急ハンズ町田店2階 |
・ 東急ハンズ町田店
http://www.tokyu-hands.co.jp/machida/
(ゼロ・ハリ)
2002/06/13 11:09
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