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黒いタイトなボディに赤いアクセントのG-SHOCK!
1つの伝統在る商品が完成の域に達した面構えが見える
筆者は身分不相応な超高級時計は持っていないが、リーズナブルな腕時計には目がなく、毎月のように新しい腕時計を買い漁っている。クオーツのデジタル時計が発売されたのは、もう忘れるくらい昔の話たが、今でも記憶にあるのは、セイコー社のクオーツ式アナログ腕時計の発売とカシオ社の「カシオトロン」の出現だった。もちろん、カシオトロンはオリジナルモデルも大事に持っているが、つい先頃、オークションサイトでその貴重なレプリカもゲットした。
「カシオトロン」の出現以降、カシオ社はその地位を不動のモノにしたG-SHOCKの1号機を1983年に発売した。G-SHOCKは、それまでの常識ではとても考えられなかった腕時計の耐久性を実現し、そのデモンストレーションCMもTVメディアを活用し、世界中に発信されたのは記憶に新しいところだ。それまで、腕時計は薄くてセンシティブ、扱いはデリケートに、というのが常識だった。
G-SHOCKは、他のテクノロジー製品なら比較的当たり前のプロテクション技術を上手く腕時計の世界に持ち込んだことが成功の要因だ。まず、内部の時計モジュールを衝撃吸収材で包み込み、確実に保護し、外郭を卵の殻の様に、特殊なウレタン樹脂を利用して、全方向カバリング構造という仕組みで頑強に保護したモノだ。これらの構造が10mの高さから落下しても大丈夫という非常識なタフネスを実現している。
筆者も人気のG-SHOCKを今まで何度も衝動買いしかけたが、不思議なことに今まで一度もG-SHOCKを実際に購入したことはなかった。しかし、今回ご紹介するG-3000だけは心を動かされてしまった。従来からのタフな耐衝撃構造はそのままに、異なる2層の液晶を組み合わせ、表示文字が従来の液晶とは大きく異なる赤字表示やグリーン色表示など、さまざまな液晶表示が可能なデュプレックスLCディスプレイを採用。ビジュアル面や遊びの精神でも大きく前進したプロダクトなのだ。
加えて、ただでさえ強靱なG-SHOCKだが、G-3000は、真構造Back Fit構造の採用により、裏ブタへの衝撃保護や腕への装着感向上の両立を実現したのだ。また、テレメモやデュアルタイムなど、従来のビジネスモデルに標準的に搭載されていた機能もサポートされており、外見・構造・機能などすべての要素がよりパワフルに進化、融合した新世紀のG-SHOCKなのだ。
普段、モバイルPCにThinkPadを活用している筆者は、G-SHOCK3000のコンセプトに、モバイルプロフェッショナルの使うツールに対する共通点を見い出した。もちろん、数あるG-SHOCK3000の中から選択したのは、プロフェッショナルブラックの外装に、レッドのアクセントが鮮やかなモデルだ。
センシティビティからデュラビリティへ時代は変わった
プロフェッショナルなイメージは地味・タフ・強面!?
品名
購入価格
購入場所
カシオG-SHOCK G-3000
1万5000円
カシオ直販サイト
・ カシオG-SHOCK G-3000
http://www.e-casio.co.jp/watch/g-shock/
・ CASIO ONLINE SHOPPING
http://www.e-casio.co.jp/e-casio/shop/ECShoppingGoodsLink.jsp?syohin=G-3011HH-1JF&src=0001
(ゼロ・ハリ)
2002/06/07 11:08
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ケータイWatch編集部
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