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どこでも使えるモバイル・コンセプトの「パック名人」
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コンパクトでトランスルーセント、女性にも違和感のないハードウェア
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幸か不幸か、生まれてこのかた、一人暮らしというモノをやった経験のない筆者に、今回の一品をどのくらい上手くご説明できるかまるっきし自信はない。しかし独り者でも、妻帯者でも、大家族でも、日常の生活に必要な便利なモノは同じだろう。最近は、核家族化が進み、パックに入った商品もシングル向きけの商品も発売されているが、残念ながら、それなりに単価も高い。とはいえ価格だけを考えて、大きなパッケージを買えば予想外に残ったりして、その後始末も面倒だ。
パック商品は別に食品に限らず、DIYショップなんかで売っている釘やネジのパック、最近、若い女性の間で流行っているビーズ・アクセサリー素材も、同様の処理が可能だ。食品はいったん封を切った残り物を時間が経過しても購入時の鮮度を保ったり、液状のモノは流出しないようにする管理がけっこう大変だ。また、小さな赤ちゃんやペットがいる家庭なら、小さな釘やネジなどは危険物の最右翼だろう。
ビニール袋の「パック名人」は、そんないったん開封したビニールパックを再び買った状態と同じく、開放部を熱で溶かしてくっつける「電熱式密封機」だ。もちろん、自分で作った料理や野菜の残り物などを冷凍庫や冷蔵庫用に再パックするような初めての時にも活用できる。
パック名人の優れたところは、同様の多くのツールがAC電源を必要とするのに対し、単3アルカリ電池4本で駆動できることだ。そのため、キッチンやリビングはもとより、ガレージやキャンプ場などのアウトドアでも有効に活用できることだ。
実際のパックの方法は極めて簡単だ。ビニールパックの開放部を平たく押さえ、「パック名人」の差し込み口から溶着位置の奥まで差し込み、本体上部にある「溶解ボタン」を軽く押すだけだ。ごく普通の薄手のビニールパックなら約1秒、多少厚手のビニールパックでも3秒でほとんどのビニールパックを溶着可能だ。
しかし、コンパクトな外観のため、1回で溶着出来る幅が約6cmと多少こじんまりしている。そのため、大きなビニール袋の開放部などを密封するには、何度か溶着を繰り返して行なう必要がある。その際、1つ前に溶着した箇所と多少重なるように連続して溶着するのが完全な密着状態を実現する方法だ。毎回、多少角度を変えて行うと上手く連続しやすいだろう。
「パック名人」はなかなか強力な溶着力だが、内蔵する単3アルカリ電池4本で、1回の使用を約2秒としても、約千回の使用が可能だ。「パック名人」はシングルにもDINKSも、ファミリーにも1家に1台の便利グッズだ。食品や、それ以外の細かな素材など、その適応範囲は考えればどんどん広がってゆく。新しい使い勝手のアイデアがあればぜひ教えて欲しい。我が家では既にワイフのお気に入りアイテムとなってしまった。今度、大阪出張があればもう1セット買ってこよう。
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少し厚手のビニールなら3秒で完全に密着
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薄手のビニールなら1秒で一丁上がり……アルミ箔系は不可!
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
ビニール袋の「パック名人」 |
900円(税込) |
大阪日本橋 シリコンハウス共立1階 |
・ 大阪日本橋 シリコンハウス共立1階
http://www2.kyohritsu.com/SILICON/
(ゼロ・ハリ)
2002/06/03 12:05
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