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1個で6倍役に立つ? 「回転スタンプ」
手元の窓で現在のスタンプの文字種が簡単にわかる
超先進的な会社やホームオフィスから書類の山が消えたかどうかは、そこで働く人達の事務処理に対する考え方にもよるので一概に言えないかもしれない。しかし、確かに最近、オフィスで書類に印鑑や承認スタンプなどを押す機会は確実に減っている気がするのは気のせいだろうか?
1日のうちに何通も出していた社内メールや、カタログ請求のハガキを目にする機会は、インターネットやイントラネットの爆発的な普及で、目に見えて減っている感じがする。これは事務処理がメインという職種に限らず、商品の生産ラインを受け持っている製造業関係の検査エンジニアや製造そのものに関わっている技術系の職種にも同じような傾向が当てはまる。以前にはIT製品を購入すると、箱の中に必ず入っていた「QA PASS」と押印された小さな紙片もほとんど見かけることがなくなった。全ての商品管理がネットワーク上で実施されるようになったからなのか、品質は良いのが当たり前の時代になったからなのか、はたまた、もう誰もが品質には興味がなくなったのからなのかは定かではない。
もうすぐ、車や不動産を購入する時くらいしか印鑑は必要ではなくなるのかもしれない。しかしその一方で、パーソナル用途ではノスタルジーからか、紙モノのワンポイント・アクセサリーなのか、ゴム素材で作られたスタンプは依然として高い人気を誇っている。水牛の角で作った開運印鑑の時代から、電子認証の時代に移り変わろうと、この人気は変わらないようだ。
筆者が購入、命名した「くるくるスタンプ」は1個のスタンプながら、6個の印の役目を果たす。おまけにインクを含んだスタンプ台も不要なオール・イン・ワン・キット・スタンプなのだ。「FAX」「FILE」「PAID」「RECEIVED」「ATTENTION」「URGENT」の6つもあれば、パーソナルからSOHOワークまで、さまざまなシチュエーションで活躍が期待できる。かのデイリープラネット社の女性記者、ロイス・レーンが受話器を肩に挟みながら、パンパンと押しまくっていたスタンプの子孫にあたる「くるくるスタンプ」なのだ。
シンプルな構造で意外と丈夫
6種類のスタンプが全て違うインク色で押せる。不思議!?
品名
購入価格
購入場所
回転型スタンプ
600円
大阪なんばCITY南館「グラマー」
・ なんばCITY
http://www.nambacity.com/
(ゼロ・ハリ)
2002/05/27 11:54
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