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なぜかライバルに差が付く 「カンバッチグー」!?

ポットか、かき氷器のような本体
 玩具の「バンダイ」という会社は、子供向け玩具を得意とする一方で、時にいい歳をした大人が興味をそそられる商品を出したりするおかしな会社だ。今回ご紹介する商品は、成人度の高い大人ならあまり惹かれないかもしれないが、文房具に目のない筆者には以前から手に入れたいジャンルのモノだった。東京圏が基盤とは思えない吉本風ネーミングの商品は「Can! バッチGood!」、“カンバッチグー”と読む。自分でオリジナルの缶バッチを製作するキットなのだ。

 電動の玩具が多い昨今、すべてマニュアル操作の「カンバッチグー」は貴重な存在だ。Canバッチを製作する課程で「ただ力だけ」という箇所もいくつかあり、普段家庭で母親に比べて影の薄い、力しかないお父さんの父権復興の機会獲得に一役買うかもしれないアイテムなのだ。

 外観は、頭に大きなハンドルの取り付けられたポットやかき氷器のような形状をしている。中央下部には、本体を貫通するように前後に動作するスライド式のバッチトレイがあり、まず背面側にトレイを引き出し、受け皿に金属のバッチの上部分と表面に任意の写真を置き、円形のビニールシートを更に重ねて、ハンドルを巻き、写真をビニールシートでバッチの表面に巻き込むようにホールドする。

 続いて、ハンドルを緩め、今度はトレイを逆に引き出し、バッチの下側半分を受け皿に置き、トレイを押し込んで、再度力強くハンドルを回す。力一杯ハンドルを巻き終わったら、一時的に中央のハンドルに吸い上げられていたバッチの上半分が合体して、Canバッチの出来上がりだ。

 既成のバッチの絵柄もいくつか入ってはいるが、ここは父権復興のためにオリジナルの写真やデザインに凝ってみよう。昨今の高性能カラープリンタがあれば品質は折り紙付きだ。問題はバッチの裏側に巻き込む余白を考慮して正確に直径45mmの円に画像を収めることと、出力を同様に正しいサイズで行なうための印刷設定だけだ。図柄を打ち出すのに特別のソフトは必要ないだろう。筆者はPaint ShopとPowerPointを使ってイメージを製作した。カンバッチグーは家族全員で楽しめる本日の一品だ。


ネーミング先行型のホームアイデア玩具 まずバッチの上部とデザイン画、ビニールシートをセット

まずバッチの上部とデザイン画、ビニールシートをセット バッチ下部と合体すれば「カンバッチグー!」だ

品名 購入価格 購入場所
カンバッチグー 2980円 東急ハンズ 新宿店


・ 「Can! バッチ Good!」製品情報(バンダイ)
  http://www.bandai.co.jp/products/items/item0000001872.html
・ 東急ハンズ新宿店
  http://www.tokyu-hands-shinjuku.com/


(ゼロ・ハリ)
2002/05/17 11:07

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