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もうすぐ夏なんです。そんなわけでEMS効果に期待 「アブトロニック」
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女捨ててるとよく言われるが、捨てたわけじゃないのだ。たぶんどこかに忘れてきてるだけなのだ。もう見つからないかもしれないが。
これまでのダイエット遍歴から言わせていただけば、痩せる! という繊維質の粉末も買った。お通じが良くなるからいい! という怪しげな芋の錠剤も買った。塩もみがいいと聞けば粗塩で揉んでみたりもした。そしてかのボディーブレードだって買った。朝20分間のウォーキングをしようと2週間頑張ったが、ウォーキング後の食事が美味しくなってしまったのと、そういうときに限って妙にメニューに凝りだしたため元の木阿弥状態に。
とにかく座り作業が多い。大抵のことがメールで済んでしまう。外出は近所のスーパーに1回だけ、という日もある。ストレスがたまると甘いものも食べたくなる。というわけで誰に指摘されずとも完全な運動不足であることを認識している昨今。こんな状況下で痩せないと嘆くほうがおかしいのだが、それでも女ゴコロゆえに常に痩せたいと言う意識は分厚い脂肪層の下にある。しかしあえて運動するのはどこかしら面倒という意識もある。完全に矛盾した要求だ。が、ならばいっそのこと直接筋肉に働きかけて引き締めよう、つまり運動そのものまでもをものぐさにしてしまおうというわけで手に入れたのが話題の「アブトロニック」である。
届いたパッケージは想像していたよりもかなり小さく、ほんとにこの中に入っているのかと思った。本体、長短のベルト各1本ずつにボタン電池、そしてアブジェルと呼ばれる透明ジェルが用意されており、それらがすべて収納できる専用ポーチも。全体的にかなりコンパクトなので持ち運びはかなり便利だと言える。
電池をセットし、ベルトを装着しパッドの裏にアブジェルを塗る。それをもっとも悲惨な腹部にまき、ワークアウトモードでスイッチオン! 初心者ということでレベル3をセレクトするとなんともいえない刺激が筋肉に伝わってくる。これがEMS(Electrical Muscle Stimulation)と言われるものらしい。パッドの位置を調節していくと筋肉がブンブン動くポイントがある。ここがこのアブトロニックの仕事場所だ。ポイントを逃すと単なる電気刺激で終わってしまうので、筋肉が反応するポイントを自分で探さなくてはいけない。1回のワークアウトに対して10分間のタイマー機能付なので時間がくれば勝手に停止する仕組みになっている。パワーを上げるとすごい勢いで筋肉が動くので、さりげなく巻いてナニ食わぬ顔で仕事するのには慣れが必要そうだ。従って筋肉をぶるぶるいわせながら笑顔を絶やさないCMのインストラクターはある意味凄い奴といえる。
それにしてもパソコンに向かっている間、腹部では勝手に筋肉がぶんぶんいっている(ちなみにカラテモード)。もしこれで本当に運動したのと同じ効果があるのだとしたら「ながらダイエット」という感じで時間の効率はいいか。しかし結局は何事も継続あってこそなのだ。飽きっぽい性格のため、まず効果があるかどうかを確認するまで継続できるかが最大の課題なのであった。
品名 |
公式サイト直販価格 |
アブトロニック |
9800円 |
・ アブトロニック 公式サイト
http://www.abtronic.jp/
(すずまり)
2002/05/13 11:14
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