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割り切ればグッド! 超軽量ビデオレコーダー「D-snap」
最近飛ばしているパナソニックのSD活用ハンディVCR
現在世界のIT産業では、記憶メモリ媒体のテクノロジーを基本に、その差別化と将来の寡占体制を狙って、陣取り合戦が盛んに行なわれている。一方の雄は、「メモリースティック」を全社を挙げて取り組み、PCからデジタルビデオ、デジタルカメラ、PDA、オーディオシステム、ロボットまで、自社の持つ全ての製品に搭載の方向性を明確に示しているソニーである。もう一方は「SDカード」を他社との戦略的アライアンスを組み、急激に拡大しようとしている松下・東芝グループだ。最近の両陣営の新製品を眺めていると、両者が真っ向から対抗する図式が誰にでも思い浮かぶ。
「D-snap」は、SDカード陣営の松下電器が小さなSDメモリカードの良さを一般のコンシューマーに知らしめるために開発・発売した製品だ。電池とSDメモリカード込み重量はたったの125グラム。最近はどこでも簡単に入手可能な64MBのSDメモリカードを使用することで、最大20分~80分の音声付きMPEG-4動画撮影が可能だ。SDメモリカードに記録された画像データはそのまますぐ、ほとんどのパソコンに標準的に導入されているソフトウエア「Windows Media Player」で再生が可能だ。
残念ながら本体だけでの再生時には、音声だけは、本体添付のイヤホンを使用して聞くこととなる。撮影はまさに超小型のビデオレコーダーのごとく持って行なう感覚で超簡単だ。同じく静止画を撮影できる単なるデジタルカメラとして本機を使用した場合には、画像サイズやクオリティにもよるが、最大で440~1760枚(64MB SDメモリカードの場合)の撮影が可能だ。また動画の録画・再生がメインなので、当然ながらボイスレコーダーやデジタルオーディオプレーヤーの単能機としても利用できる。デジタルオーディオプレーヤーとして利用する場合は、MPEG-2/AAC形式の音楽ファイルをパソコン側で生成し、著作権管理機能を備えた別売専用ソフトウエア「SDオーディオPCレコーディングキット」を購入・使用する必要がある。
ちょっと変わった面白い活用法としては、自宅では見る時間のないニュースなどのテレビ番組やビデオクリップをD-snapを使ってアウトドアに持ち出し、通勤電車の中などで見ることもできる。
購入時に、本体に8MBのSDメモリカードが付属するが、楽しい多くのファンクションを満足に利用することを考えると最低でも64MB~128MBのSDメモリーカードは必要だろう。
手に持った姿はまるで超小型のハンディVCR
連続再生時には液晶を折り返して見るのがお勧め。本格的なマルティメディア活用には128MB以上のSDカードが欲しい
品名
購入価格
製造元
「D-snap」(SV-AV10-R)
4万3800円
松下電器
・ D-snap製品情報
http://www.panasonic.co.jp/products/dvc/DIGICAM/av10/
(ゼロ・ハリ)
2002/04/18 11:05
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ケータイWatch編集部
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