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手軽なパーソナル・セキュリティ「iKey」でデータ保護!
モバイル時代、個人にもプライバシーを守る鍵が必要だ
会社でも、自宅でも、これからは街中のワイヤレス・ホットスポットでも、自分の命の次に大事なモバイルPCやデスクトップPCを置き去りにしなければならないシチュエーションは結構頻繁に起こり得る。そんな時に心配なのは、残した自分のパソコンの画面を覗き込まれたり、なんのプロテクトもかかっていないハードディスクの中のファイルを勝手に見られたりする危険性があることだ。
本日ご紹介する「iKey」のように、パソコンの使用者の権限をコントロールするハードウエアは既に日本でも何種類かが紹介されている。ただし、指紋照合器のようにUSB対応の外部周辺機器を取り付けるモノや、あるいは貴重なPCカードスロットを占用するモノが多く、モバイルPCにはあまりフレンドリーでない商品が多かった。
また、一部で発売されているUSBポートを利用する同様の製品でも、その利用者が企業での一括採用が多いためか、秋葉原のパソコンショップなどでは販売されておらず、一般個人が購入できなかったという問題がある。なぜか「セキュリティ機器は企業のモノで個人には関係がない」、という不思議な定説が、メーカーにも販売する側にもあるようだ。企業にとってのセキュリティは、個人に置き換えると「プライバシー」という観点でやはり重要なアイテムだと思うのが普通だろう。
海外では、単なるクライアントPCのセキュリティ管理だけではなく、インターネットを介したeビジネスのEnd To Endの認証に用いられたりしているRAINBOWテクノロジー社の「iKey」をソフトバンク・コマース社が販売している。対応OSもWindows 98以降の全てのOSに対応し、導入作業も極めて簡単だ。アプリケーションを導入し、再起動後、iKeyを空いているUSBポートに挿入し、画面のガイドに従って自分のiKey固有のキー番号を入力するだけで導入作業は完了だ。
その後は、起動パスワードの入力後、画面はiKeyの挿入を要求してくる。指示に従いiKeyを挿入すると、即座に見慣れたデスクトップが表示される。オフィスなどで席を離れる時は、ただiKeyを抜くだけで、画面はマスクされキーボードはロックされ、他人はアクセス不可能になる。万一iKeyを紛失した場合には、ユーザー登録済みであれば、紛失の申請後、本人確認が行なわれ48時間以内に一時的に鍵を開けられる解除キーが支給されるサービスも提供されている。
個人でも十分購入可能な価格帯の「iKey」は、パーソナルユースのパソコンのプライバシー管理に超有効なセキュリティ・ツールだ。
設定後、USBポートにiKeyを挿入している間は普通に使える
iKeyを抜くと、画面とキーボードが即座にロックされる安全性
品名
購入価格
購入場所
iKey
8280円
でんきのセキド
(ゼロ・ハリ)
2002/04/17 11:28
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ケータイWatch編集部
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