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ケータイ以外にも使える 「ストラップ・クリーナー」
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もはや1ジャンルを作るまでになったケータイクリーナー
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ケータイ用として、ベトベト・ギトギトになった液晶画面をキレイにふき取るストラップ・クリーナーが出現したのはもう相当前のことだ。ノベルティとしてケータイ関連機器メーカーや楽器メーカーなどがその最初のクライアントだった。現在では、単にケータイだけのクリーナーではなく、タッチパネルを採用したPDAの多くや、年々大きくなる液晶モニターを採用したデジタルカメラやデジタル・ハンディビデオ機器などにも適用出来る製品が増えだしてきている。
パソコン関連周辺機器メーカーの老舗であるエレコム社から発売になっている「ストラップクリーナー」もその1つだ。クリーナー本体にはカネボウが開発した超高性能ワイピングクロス『カネボウ ザヴィーナ』を採用、液晶に付着したあぶら、指紋、ファンデーションなどをキレイに取り除いてくれる。おまけに洗濯もOKで繰り返し使えるエコノミカルなストラップクリーナーだ。ケータイストラップをその日の気分によって交換するように、ストラップクリーナーも着替できるように最初から3種類のパターンが用意されている。
「ワイピングクロス」は本来、最先端技術を用いる精密機器製造のクリーンルームなどで、製品やツールなどに付着した小さなゴミや細かい埃などを拭き取るために開発されたプロ用の素材なのだ。その基本素材には、超極細繊維であり、「ベリーマX」と呼ばれる素材と、「レギュラーポリエステル」の2つを交編し、同社独自の技術で超高収縮高密度加工を施したクロスなのだ。ベリーマXのくさび状断面構造と生地に凹凸を造ることにより、被拭浄物の微細な凸凹にフィットし、ホコリを確実にとらえることが出来る資質を利用したものだ。
ケータイストラップに限らず、本来プロ用に開発・製造・販売されていたモノがその発想を多少転換することで、一般的に優れたコンシューマー製品として発売されることは多い。今後も、どのようなプロ用機器が形を変えて出現してくるのか楽しみだ。
品名 |
購入価格 |
発売元 |
ストラップクリーナー |
500円 |
エレコム |
(ゼロ・ハリ)
2002/04/16 11:02
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