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ブロードバンド時代のホームLAN 「パーソナルNASシステム」
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CFメモリカードで提供されるLinuxで動作するLAN-iCN
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このサイズで家族全員が使える80GBファイルサーバーが実現する
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インターネットの一般化とADSLの自宅への普及で、IT関係者だけではなく、ごく普通の家庭でも「ホームLAN」を自宅に導入する家庭が増えてきている。電話線でダイヤルアップ接続が一般的だった頃には、IT化の進んだ家庭では、家族全員が各々異なったプロバイダーに加入していたケースもあったが、昨今は、ご主人がADSLを自宅に引けば、家族全員がどこかで無料メールのIDだけをゲットすれば、家族全員インターネットが実現する時代になってしまった。
家族の中で何人かがインターネットを使い始め、そのうちにデジカメ写真を活用したりデジタル音楽をストックしだしたりすると、企業と同様、必要になってくるのが、ネットワーク利用によるデータファイルの共有やPC同士のデータのやり取りだ。家族1人1人が使用するクライアントPCのハードディスク容量やCPUパワーは昔に比べると信じられないくらいの進歩が見られるが、全てのパソコンが常時電源ONになっているとはまだまだ考えられない。したがって、家族全員が共有したいファイルを収納する場所として、誰にも属さない常時電源ONが実現できるファイルサーバーのようなモノが必要になるだろう。
本日ご紹介するi-Connect LANアダプタ「LAN-iCN」は、発売元のI-Oデータ機器が推奨しているハードディスクインターフェイスである「i-Connect」対応のハードディスクを専用ケーブルでLANに接続するための変換アダプタだ。アダプタの背面にはACアダプタ端子とi-Connect端子、100BASE-TXのインターフェイスの3個だけがある。接続されるi-Connectハードディスクは60GB~120GBとバリエーションがあり、新しいインターフェイスであるi-Connect Plus仕様ならLAN-iCNと電源のON/OFFは連動するように作られている。
残念ながら、LAN-iCNはDHCPクライアント機器としてではなく、固定IPアドレスが割り振られて出荷されているため、DHCP方式がごく普通のホームLAN環境に導入するには、多少面倒な設定が必要になる。しかし、購入価格4万円台で「パーソナルNAS(ネットワーク・アタッチド・ストレージ)」とも言える80GB超のホームファイルサーバーが実現できる点はなかなか魅力的だ。
品名 |
購入価格 |
購入場所 |
LAN-iCNとi-Connect Plus対応HDD |
両者で約4万3000円 |
秋葉原 |
・ LAN-iCN製品情報
http://www.iodata.jp/products/ifoption/2002/lan-icn.htm
・ i-CONNECT製品情報
http://www.iodata.jp/products/iconnect/main.htm
(ゼロ・ハリ)
2002/04/10 11:16
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