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重さを我慢して自慢げに使う、BICの逸品ボールペン
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超低価格ボールペンの超高級モデル。粋人間の陶酔趣味かも!?
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最近、日本にこんなにお金が自由になって、センスが良くて、仕事のできるビジネスマンが大勢居るのかと思うほど、そういう人種を対象にした雑誌??「LEON」「エスクワイア」「ブリオ」「オブラ」などなど??が巷に溢れてきている。こうした雑誌のほとんどの記事には興味はないのだが、時折紹介されるグッズ物の記事は、業界が違う人々が選んだ個性あるセンスが光って、結構楽しいモノや今まで見落としていた逸品があってなかなか楽しい。スピード感のあるWeb全盛の時代、多くの雑誌が休刊していく中で、俗に言うトレンドマガジンや紙の印刷ならではの特徴を持った、一見して高級そうに見える月刊誌が増加しているのもその辺りに秘密がありそうだ。
どの雑誌だったか忘れたが、今年創設50周年を迎えるはずの、ボールペンで有名な米国BIC社の40周年モデルを掲載していた。50周年を迎える今年のBIC社はクリスタルなだけの超廉価版ボールペンを記念に発売しているようだが、10年前には、なんと、本体がすべてシルバーで金メッキのキャップを冠した超高級・重量級モデルや、本体が本物のウッド仕上げの大人のシックな軽量モデルを発売していたようだ。たしか、当時小さく話題にはなったが、本土に行けば、ホテルではボールペンはサービスで提供されるし、オフィスデポなどの大型文具店で10本パッケージで1ドル台で購入できる世界一安いはずのBICボールペンに何百ドルを出す人間は世界中でも稀だっただろう。
筆者は、「インクのボタ落ちがある」と言われ、国内では意外と嫌われているこのホテル備え付けのロゴ入りBICボールペンを海外から持ち帰るのが趣味で、すでに海外ホテルのロゴ入りBICボールペンは50種類を超えている有様だ。仕事で使うのも10数年前からBICのボールペンと、ロージャのメモと決めている。
雑誌記事に触発され、早速購入した2本の10年前のアニバーサリーモデルは、いずれも無料でもらったホテルのBICボールペンの芯をそのまま使えるのでインクカラーやペン先の太さも自由自在で超重宝だ。インク芯の取り付け取り外しは小さなラジオペンチが1本あれば楽勝だ。本来気に入っていた書き味はそのままで、高級感と重量が大きく増したが、本来超安いはずのBIC社の超高級ボールペンを使う感覚は何とも最高だ。「鶏頭となるも牛尾となるなかれ」ってこれだったっけ?
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高級感と重量感が体感できる
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年中磨きながら使わなければならない。しかし期待に答えて光ってくれる!
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
米国BIC社 40周年記念モデル (銀製とウッド製) |
時価 |
御徒町 R&B |
(ゼロ・ハリ)
2002/02/15 11:04
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