ケータイWatch　本日の一品

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軽く「ちゃぶ台をひっくり返して」組み立て家具の出来上がり!?

　町田から現在の横浜市内に引っ越しして既に10年近く経ち、ふだん仕事をしたり原稿を書いたりする自宅の「パソコンたこ部屋」も溢れるガラクタで手狭になった。大昔に２台も買ってしまった「パソコン専用ラック」の使いにくさや、いたずらに空間スペースを占拠するレイアウトを変更しようと思い立ったものの、手をつけないまま20世紀が終わり、それからまた１年が経ちそうな雰囲気だった。

　今回は、これまでの筆者のWeb通販では最高金額を支払う結果となったが、おかげで10年間何の変化もなかったパソコンたこ部屋のフルモデルチェンジに成功した。パソコンと言えば、それがデスクトップPCであろうがモバイルPCであろうが、それを快適に操作するための快適で疲れない広いスペースの「デスク」が必要だ。

　筆者は最初からパソコンルーム用の家具をWeb通販で購入しようと考えたわけではなかった。しかし、いくら街を歩いても、なかなか理想的な家具は見つけることができず、結局一番手っ取り早いのがWeb通販だったというわけだ。「プロフェッショナル・SOHO・ファニチュア」と多少構えたネーミングのオフィス家具は、文具でお馴染みのプラス株式会社のガラージ事業部における製品テーマらしい。米語読みでわざわざ「ガラージ」と名付けられたSOHO向き家具は、分厚いカタログやWebページを見る限り、全社員がなぜかMac使いで、「本当にこんなオフィスで仕事ができるのか？」と疑いたくなるような、まるで売り出し中のマンションのモデルルームのようなカタログだ。しかし、家具そのものは価格性能比が高く、デリバリーも早そうなのでこれに決定した。

　当日になって驚いたのは、自宅に持ち込まれた段ボールの数とその体積だ。５畳少しの洋間か納戸か不明の筆者の部屋の中で、この家具を組み立ててレイアウトしてゆくことはほぼ不可能に近い。まず、ほとんどのブツを部屋の外の廊下や居間にほうり出し、組み立てにかかった。最大の家具は、横幅180cm、奥行き80cmの「ファントー二」と呼ばれるイタリアンテーストのデスクとそれに90度の角度で接続される「連結天版」だ。この両者で80kg近くなってしまう。

　考えれば当たり前のことだが、一番驚いたのは、デスクの組み立てを確実に行うために180度裏返して組み立てるという方法だった。天版の裏側から両方の足を取り付け、足をブリッジする補強板を固定、これらは全て合わせて約50kgになる。その後、組み立てマニュアルには、あたかも軽々と「ちゃぶ台をひっくり返す」親父のごとく、「上下をひっくりかえして完成です」とクールに記載されていた。「オーケイ・オーケイ!!」何とかワイフの力を借りて無事に「21世紀的小市民パソコンたこ部屋」は無事でき上がった！


まず巨大なデスク天板を裏返して床の上に置く	左右１組の足を取り付け、ブリッジ板を取り付ける。楽勝だ！


一瞬目の前が真っ黒になったが置いた位置が正しかったので安堵！	プチブル的パソコン部屋の一部の完成！　長い１日の始まりだ！

品名	購入価格	購入場所
ガラージ「ファントーニ」	２万9200円（デスクＧＦのみ）	プラス　ガラージ直販サイト

・ガラージオンライン・SOHO・ファニチュアショップ
　 http://garage.plus.co.jp/

（ゼロ・ハリ）
2002/01/23 11:14

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