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ついに登場した「ログインID&パスワード」管理腕時計?!
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生活に必要な多くの暗証を記憶させて便利に活用できるe-DATA MEMORY機能搭載
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カシオは、使用スタイルやユーザーセグメントに合わせて複数のブランド製品を販売する、世界的なデジタル腕時計の会社でもある。中でも筆者が多く購入しているモノに「データバンク」腕時計がある。古くは電子手帳を腕に付けたイメージのモノから、赤外線でパソコンとリンクする先進的なモノまで多くの種類がある。
ビジネスマンの多くは、銀行のキャッシュカードの暗証番号から、イントラネットに入るためのログインIDとパスワードまで、多くの呪文のような数列を管理しなくてはならない。パスワードは他人が憶測しにくくて、頻繁に変更するのが理想だが、それは同時にユーザーにとっても大きな負荷になる。ひいては、ついメモに書いたり、最悪の場合はディスプレイの側面にポストイットで書き込んで貼り付けるなどという行為に結びついてしまう。
現状ではパスワードを忘れたためにサポートセンターに問い合わせなければならなかったり、忘れたくないからメモに取ったりするわけだが、最近は覚える必要がなく、忘れても構わない理想のワンタイム・パスワード方式を採用する企業も増えている。パスワードを覚えなくても良い時代までもう少しだろう。
今回ご紹介するカシオの“e-DATA MEMORY機能”搭載「e-data bank EDB-200DJ/200CJ」は、そんな理想的な時代が来るまで、またプライベートな暗証番号やパスワードの管理用に便利な腕時計だ。従来のデータバンクが収録していた氏名や電話番号の代わりに、現代のビジネスマンなら何個も管理しなくてはならない「暗証」や「ログインコード」などを複数個記憶しておき、必要なつど、腕時計のボタンを押して参照できるカシオ・データバンクシリーズの新しい仲間なのだ。
重要なログインコードなどを登録する金庫腕時計のようなものなので、それ自身が他人に簡単な操作で見られてしまっては意味がない。そのためにe-DATA MEMORYはアクセス時にあらかじめオーナーが決めた4桁のパスワードを短いスティック状の操作キーを使って入力する必要がある。e-DATA MEMORYに記憶できるエリアは8文字のタイトルとそのタイトルに属するIDコード(8桁)6個がセットとなり、全部で10セットまで記憶可能だ。筆者は、材質の関係か多少滑って操作しにくいスティックにThinkPadのトラックポイントカバーを被せることで快適に操作している。「赤と黒」のコントラストが余りにも自然で似合っているので、最初からそういうデザインだと思う人が多いようだ。
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さっそくインターネットバンクのIDやパスワードを記憶させてみた。これでWebで銀行残高を確認するときも腕時計さえあればOKだ
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ちょっと滑って上下と左右が曖昧になるスティックに、ThinkPadのトラックポイントカバーを装着した。快適だ!
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
カシオ e-data bank EDB-200DJ(白)/EDB-200CJ(黒) |
6800円 |
ヨドバシカメラ町田店 |
・ e-data bank「EDB-200DJ/CJ」製品情報(カシオ)
http://www.casio.co.jp/ww/e_databank/fjk.html
(ゼロ・ハリ)
2002/01/21 11:11
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