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コロンブスの卵「超小型IrDAアダプタ」が遂に発売！
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ワイヤレスユーザー必携の「IrSTICK」
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東京・世田谷にある「リンク・エボリューション」という会社名を覚えているパソコンユーザーはそれほど多いとは思えない。しかしケータイ電話のお尻にくっつける赤外線ポートアダプターである「IrGEAR」の開発会社だと聞けば納得する人も多いだろう。今回はそのリンク・エボリューション社が試作したある製品に寄せられたユーザーの熱い声を反映して遂に完成、発売開始した「超小型IrDAアダプター」のご紹介だ。
IEEE 802.11bで盛り上がる昨今の日本では、一般にワイヤレス通信に対する関心が高いようだ。リンク・エボリューションは現在も、そして世間が全く赤外線通信にフォーカスしていなかった頃から、ワイヤレス通信に関しては先進企業中の先進グループだ。今、ワイヤレスのワールドでは、ホットスポットなどで体験できるIEEE 802.11b（通称「ドットイレブン」）とBluetoothを比較してその優劣を競うことも多いし、PHS通信とあまり意味がない比較をするメディアも多い。しかし、これらのワイヤレス通信の仲間は、使う側がその必要に応じて取捨選択でき、ユーザーは今使っているテクノロジーを意識せずとも使えるのが本来の姿なのだ。これは一部で赤外線を置き換える新技術と言われているBluetoothと赤外線通信の関係に置いても同じことが言えるのだ。
IBMが有名な「Think」という言葉を社是にしているのに対し、リンク・エボリューションは赤外線通信の初期から「Link without Think」という言葉を頻繁に用いているが、この製品こそ、まさにその「意識しない接続」なのだ。大人の指の第一関節より少し大きいだけの超小型IrDAアダプター「IrSTICK」はUSBポートを持つ身近なIT機器同士を簡単に相互接続して、データ交換を考えることなく実現してくれる「コロンブスの卵」なのだ。
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ワイヤレスリンクの設定で、デジカメからの転送チェックを外すのがコツ
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すでに赤外線ポートを持たなくなった多くのモバイルPCにも最大４Mbpsの近隣接続環境を実現してくれる。筆者のPalm 100では、相手PCがWindows 2000環境でも「HotSync」は問題なく可能だった。またパソコン側のテキストファイルは簡単な操作でPalm 100のメモ帳ファイルに瞬時に転送できる。
元来PalmでのHotSyncはシリアルCOMポートだけをサポートしており、Windows 98では仮想赤外線シリアルポートを使うことで赤外線Syncが可能だったが、Windows 2000やXPではこのモジュールがサポートされていない。しかしWorkPad c505等のPalmデスクトップでは必要モジュールがCD-ROMで標準的にサポートされており、HotSyncが可能だ。ただし、コントロールパネルの中になる「ワイヤレスリンク」に記載されている「デジカメへのイメージ転送」の項目に付いているチェックを必ず外す必要がある。
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パッケージには8cmのドライバCDと本体が入っている
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Windows 2000でも赤外線Sync一発！
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| 品名 |
開発・製造 |
店頭価格 |
| 超小型IrDAアダプター「IrSTICK」 |
リンク・エボリューション |
5500円程度 |
・ リンク・エボリューション株式会社
http://www.linkevolution.com/j/
（ゼロ・ハリ）
2002/01/09 11:08
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