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放熱フィンはCPU直付のみにあらず「-4℃」
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筆者は1990年からMacintoshを使い続けてきた。しかし、ここ数年は仕事の環境はすっかりWindowsマシンになり、その昔Macintoshについての思想めいた話をえんえんとしていた相手である知人たちのニヤニヤ笑いの中で暮らしている。グゥの音も出ないほどの過去からのプレッシャーではある。そんな中、新しくリリースされた2代目iBookは非常にかっこよく物欲をそそられたが筆者は買えず、結果ノートパソコンを欲しがっていた友人に勧めて購入させてしまった。
ところが、デザインにはもちろん大満足であった友人も、時間が経つにつれ少々不満めいたことも感じてきたようだ。その中でも最も困っていたのが「パームレストの部分が熱くなる」という問題だ。温度計で計ったところ50℃近い数字をマークすることもあるとか。これはiBookに限らず、高速なCPUを搭載するノートパソコンには共通の悩みだ。昨今はノートパソコン用のティルトした台の中に強制冷却用のファンを搭載したものもある。しかしこの解決方法はエレガントさに欠けるので採用に至らず、対策に困っていた。
その中で、この商品を発見したときはまさに感動。その名も「-4℃」。モノ自体は、特になんのギミックも入っていない合金製のカタマリである。カマボコ板を2倍の長さにした程度のものに、CPUの放熱フィンのような出っ張り部分が設けられている。これをiBookの下にティルト台のように置き使用する。粘着テープで固定することになるが、その際に同梱の吸熱用シリコンシートをはさんで接着することを忘れてはならない。まさに、CPUの放熱フィンと同じようにここから放熱することで温度が下がる、らしい。
電力を使ったファンがわんわん回るわけでもなく、本来卓上にベタ置きのiBookも打ちやすくなり一石二鳥。と思ったが友人によると「それでもまだ熱いかも」とのこと。ええい、少々のことはガマンするのがアップル道というもの(かも?)だ。
品名 |
購入価格 |
購入場所 |
-4℃ for Apple New ibook |
3600円 |
新宿PowerLab |
(奥島 大)
2001/11/28 11:40
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