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カバンの中にもボブルビー ボブルビー小型ケース
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ボブルビー、というバックパックをご存じだろうか? 少し前にずいぶん流行っていたように筆者には感じられていたが、リュックのように背中に背負い、単色の樹脂による曲線を基調とした外見。肩の高さのところが一番幅があり、腰のところにくるとすとんと絞られているフォルム。だが背中にあたるところはウレタン系の素材で柔らかにつくられてる。北欧スウェーデンのデザイナーの考案で合理性を追求したデザインだそうだ。筆者は残念ながらその合理性を実感したことはないが、それでも「かっこいいなー」ということはわかる程度に友人知人が使っているのを見ていた。
そのボブルビーを初めて見かけてから約2年。気がつくとよく行くモバイルグッスショップに今回ご紹介のボブルビー製小型ケース「BOBLBE-E HT-P145」があった。ノートPCを守るモノコック・ハードシェルデザインのバックパックと同じ設計思想に基づいて作られた携帯電話用のケースだ。また、バックパックのボブルビーのオプションキット(肩にかけるベルトに装着する)でもあるらしい。大きさは、145 サイズ(173×62×35mm)と125 サイズ(155×62×35mm)の2種あるが、だいたいメガネケース程度だ。実は内心、ボブルビーのバックパックに惹かれていた身としては、即買いであった。確かに、デザインテイストは同じである。
多くのモバイラーと呼ばれる人々がそうであるように、筆者もあまりにこまごまとしたモバイルグッズに囲まれて暮らしている。モデムセーバー、全世界対応電源コネクタ、モジュラージャックのアダプタ、などなど。それらをごそっと収納しようと思っての購入だった。だが、このケースの容積はさほど大きくない。というか、細長くクチも小さいことから細長いものしか現実的には入らない。問答無用で、筆者の場合これはメガネケースとなった。
確かに、デザインはかっこいい。ボブルビーのバックパックを買おうかなと一瞬思った覚えのある人なら、手軽に購入できる値段もあいまって思わず手を出すだろう。これはおそらく同社の策略だ。確かに、同じデザインテイストのこのケースを購入したことにおいて、筆者はメガネケースとして意味を見出しそれに後悔はない。だが……、このケースをバックパックのアタッチメントとして考えると、今度は「本体」であるバックパック自体が欲しくてしかたなくなってくるのだ。なにしろ、これを購入したショップではバックパックも、さらに豊富なオプションもキレイにディスプレイされ、販売されているのである。これこそ「ひさしを貸して母屋をとられる」というやつだ(全然違う)。
品名 |
購入価格 |
購入場所 |
BOBLBE-E HT-P 145 |
4200円 |
新宿PowerLab |
・ BOBLBE-E HT-P 145製品情報
http://www.boblbee.co.jp/catalog/ctlg_htp.html
・ ボブルビー・ジャパン
http://www.boblbee.co.jp/index.html
・ 新宿PowerLab
http://www.powerlab.co.jp/
(奥島 大)
2001/11/22 11:37
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