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タバコシールでオリジナルフェラーリ自転車
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先日15年連続でF1日本グランプリに行ってきた。F1との付き合いは長く、本棚には1979年のオートスポーツ誌が取ってある。その頃はF1情報を得るために図書館の英字新聞でレース結果を追っかけていた。1982年ジル・ビルヌーブが亡くなった時の英字新聞のコピーは今でも大切に保存している。小学2年生の息子、彰吾も親の影響かモータースポーツが好きで、F1観戦も今年で4回目となる。
2年程前、3歳年上の娘が自転車をマウンテンバイクに乗り換えた。息子は14インチの小さな自転車に窮屈そうに乗っていたので、姉のお下がりの20インチ自転車に乗り換えさせようとしたが、赤く可愛い柄の自転車には乗ろうとしなかった。「大きくて乗れない」と言いつつ、実際には女の子デザインの自転車には乗りたくないようで筆者としても何か打開策を考えていた。
F1グランプリはタバコメーカーのスポンサードで支えられている。フィリップモリス社(マルボロ)なしにモータスポーツ界は語れないと言っても過言ではない。86年モナコグランプリを見に行ったとき、冠スポンサーのマルボロの宣伝の派手さに驚いた経験もある。ご存知の方も多いと思うが、一般的におもちゃに属するものにはタバコメーカーのシールは禁止されており、プラモデル等にはマルボロやマイルドセブン、WESTのロゴは貼られていない。それでは満足のいかないモデラーのためにタバコブランドのシールがラジコンショップや一部のプラモデル店で販売されている。本日の一品はこのタバコシールである。
乗ろうとしない赤い自転車をフェラーリに改造しようと思い「彰吾、自転車をフェラーリにしよう」「お父さん、マクラーレンにして」「それは無理だ」……一応息子も納得してフェラーリ化計画が進行することとなった。赤い自転車から、可愛い柄のシールをすべて剥がし、購入したタバコシールからマルボロのロゴを貼っていく。1時間ほどで女の子向け自転車は、どこにも売っていないフェラーリ自転車と化したのである。「大きくて乗れない」と言っていた息子は、その日から20インチの自転車に乗り換えたのである。シールは陽射しや雨にも強く、2年を経ても色あせすることなくフェラーリ自転車として活躍している。
このタバコシール、青いものにマイルドセブンを貼ればベネトンに、シルバーにWESTを貼ればマクラーレンに、黄色にB&Hを貼ればジョーダンにできる。モータースポーツフリークには魔法の一品である。
品名 |
購入価格 |
購入場所 |
タバコシール |
1440円 |
ラジコンショップ |
(奥川浩彦)
2001/10/25 09:54
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