昔の特撮小道具の定番「腕時計型通信機」、下っぱ科特隊員が「キャップ!」と叫ぶアレだ。携帯電話が普及していなかった時代には、いわば夢のSFアイテムとして作中に登場していたわけだが、わずか16gのCFカード型PHSなどが存在する今となっては、腕時計型携帯電話も夢ではない。というか技術的には可能なようで、DDIポケットは展示会に参考出品していたりする。
嗚呼、わたしも早く腕時計型携帯電話が欲しひ。電話に出るときは「もしもし」の代わりに「キャップ!」と叫びたひ。
しかし悲しいかな、DDIポケットのWristH"(一方的オレ命名)はまだ商品化されていない。もう、もう腕時計型携帯電話(もしくはPHS)を待ちきれない、そんなあなたには携帯電話型腕時計「StarTAC」。
これは米MOTOROLAの携帯電話「StarTAC」を模した腕時計。ちゃんとMOTOROLAのロゴまで入っていて、オリジナルのStarTAC風にダミーボタンが配置されている。完璧な携帯電話型腕時計。まぁ、単なる腕時計だから通話はできないのだけど。む、それじゃあ「キャップ!」って叫べないじゃん。
今日の教訓 「実用品というより、コレクターズアイテムです」
(白根 雅彦)
2001/10/23 11:02
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