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生きる望みを託したい……「IDホイッスル」

 普段の生活において笛の音というと、交通整理だったり整列時の前に習えだったり体育の授業だったり運動会だったり、またはスポーツにおける審判の笛だったりするのだが、いずれも有無を言わさぬ命令調だったりして、突然ピピピピピ! とやられてあまりいい気分にはならないと思う。注意されているような気がする人もいるだろう。

 少し前になるが、あの有名な映画「タイタニック」がテレビで放送されたのを見た方も多いと思う。筆者ももちろん観ていたのだが、その中でとても印象的だったシーンがあった。それは主人公ローズが極寒の海の中で、闇の中に消えかけていた救助ボートに向かって笛を吹くシーンであった。寒さで弱りきっていた彼女にはもはや大声を出す力は残ってはいなかった。しかし声の代わりをしたのが笛の音だったのだ。自分の存在を他にアピールするために笛が使われていたのが妙に新鮮だった。つまり救難信号としての笛。そして去る9月11日の惨事をテレビで見たとき、このローズの笛を思い出した。


 日常生活で笛の音を聞くことはまったくないわけではないが、学校の先生や警察官などのお仕事をしている人は別として、フツーの人間が笛を持つことなんてなかなかないのではないか。ましてや笛を携帯するようなことはまずないだろう。しかし携帯用の笛は存在したのである。それが「IDホイッスル」。完全防水カプセルタイプでキーホルダーやペンダントとして身に付けることが可能。ホイッスル機能のほかにカプセル内には防水紙が内蔵されており、救急処置を受ける際に必要な事項を記入できるようになっている。聞けばアウトドアセットとしては定番とも言えるアイテムらしい。

 「アウトドアの趣味はないから自分には絶対必要ないよ!」と思っている人も、巨大地震にもしも襲われたら、自分の存在を伝えられる自信があるだろうか? 「携帯電話さえあればなんとかなるだろう」そう思っている貴方、非常時の携帯はみんながいっせいにかけるため、輻輳でつながりにくくなる可能性が高いそうですよ! また、そうした非常時には基地局側のアンテナ設備が壊れないとも限らないし、電源を使用するものはバッテリー切れや電源の供給がストップすればアウト。そんなわけで、筆者同様ちょっと心配性になっている方におすすめしたい一品だ。

品名 購入価格 購入場所
IDホイッスル 1300円 東急ハンズ



(すずまり)
2001/10/04 10:36

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