ケータイWatch　本日の一品

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取り付け簡単！セキュリティ機能もある
「番号ロック・ラゲッジベルト」

ルイスＮクラーク社のラゲッジベルトは番号ロック付きだ

　海外旅行に出かけるときに結構気を遣うモノに、旅行用のトランクがある。多くのトランクは鍵をかけることができるし、旅行代理店の添乗員や空港の関係者からは荷物のチェックインの前にトランクには必ず鍵をかけるように言われることが多い。しかし、番号ロックなら全く問題ないが、物理的な鍵は、持ち主である自分がその鍵を紛失したりしたら、もうにっちもさっちも行かなくなるので、筆者はいつも心配でしょうがない。

　過去に、厳重にロックした旅行鞄の鍵を自宅に忘れたまま海外旅行に出かけ、成田空港でそのことに気が付いたというお馬鹿をやり、気を失いかけた経験のある筆者は、それ以来、自分で記憶できる番号ロック以外の物理的なトランクの鍵は絶対かけない主義でいる。何らかのハプニングでうっかり鍵をなくした時には、現地で眼をつぶって自分のトランクをバールでこじ開けるか、地元のロックスミス（錠前屋）を呼んで何とか開けてもらわなければならなくなってしまう。どちらをチョイスしても必要なのは結構高く付くマネーなのだ。

　番号ロックのないトランクのベストフレンドは、米国の大きな鞄屋さんなどで販売されている「番号ロック付きのラゲッジベルト」だ。米国ではレインボーカラーが特徴のルイスＮクラーク社の製品をよく見かける。３桁の番号を持ち主が自由に設定し、ごく普通のラゲッジベルトのように、トランクの持ち手のところを通してベルトをロックすればそれで完璧だ。盗難のことを考えるなら、トランクの番号ロックも、ベルトの番号ロックも全く効果のないことは自明だ。旅行鞄は大きなバールでこじ開ければいとも簡単に開くし、ベルトは、ごく普通のはさみで簡単に切ることができる。

　航空会社の目的も、旅行代理店の思いも、予想もしない時に不用意にトランクが独りでに開かないことだから、ラゲッジベルトでも十分その機能は全うしてくれる。いつかどこかで鍵をなくす心配や、夫婦で同じ鍵を別々に持つ相談や、そういう煩わしいことを忘れさせてくれる「番号ロック・ラゲッジベルト」は心の平静を保つためにも最高の商品だ。


持ち主が誕生日などの任意の３桁の数字を自由にセットできる	ロックをしてダイヤルを回してしまえば、最大1000回やらないと確率的には開かない

品名	購入価格	購入場所
ロッキング・ラゲッジベルト	14ドル95セント	ルイスＮクラーク社

・ルイスＮクラーク社（英文）
　 http://www.lewisnclark.com/index.html
・ロッキング・ラゲッジベルト（英文）
　 http://www.travelgearnow.com/catalog/item13806070016.html

（ゼロ・ハリ）
2001/09/12 02:24

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