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もうすぐ出番がなくなるか「巻き取り君」
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もうすぐ出番がなくなるか「巻き取り君」
日本で最初に通称「巻き取り君」をモデムに同梱した日本IBMだが、親会社の米国IBMでも、カラフルなトランスルーセントタイプの巻き取り君「モデムコードワインダー」をネット販売している。巻き取り君の収集がライフワークとも言える筆者は世界中で発売されている50種類を越える巻き取り君をコレクションしているが、このオーバルタイプのモノに関しては、他社製ロゴ製品を見かけることが極端に少なく、米国IBM社が何色かバラエティを揃えているのが特徴的だ。
国際的でグローバルな統一サービスを指向しているホテルや、国内でもIT化に熱心なホテルの多くは、客室でのインターネットに続々とブロードバンドをサポートし始めている。今後必要になってくるのは、RJ-11の巻き取り型延長ケーブルではなく、RJ-45タイプの「イーサネット延長ケーブル巻き取り君」だろう。
一方、まだまだ客室にデータポートさえないホテルが国内にはたくさん存在しているのも事実だ。何事もそうだが、ITの世界も、一挙に先進的なサービスを指向し、先行設備投資を行なうポジティブ型のホテルと、全くこれらには関心を示さず、インターネットやe-Businessの世界とは無縁の立場を取る「化石ホテル」とに二極分化するだろう。しかし、常に顧客サービスの充実を考えれば、現代のIT化設備はサービス候補の上位に名前を連ねる種類のモノであり、IT化の進んだホテルほど、その他のサービスにおいても快適なホテルが多いのも当然の結果だろう。
「モデムコードワインダー」は、使う時にはただ単にRJ-11プラグの両端を引っ張るだけで好きな長さを取り出す。使用後は、側面の黒いスイッチをスライドさせるだけで引き出したケーブルをゼンマイの力で自動的に巻き上げてくれる「オートワインダー構造」だ。カラフルな色は出先での置き忘れ防止に効果的だろう。
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超小型でカラフルブランドロゴ付きの「巻き取り君」
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巻き取り動力のゼンマイは強く、最後までケーブルを確実に巻き上げてくれる
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・ IBM Logo Merchandise Website(英文)
http://logosite.services.ibm.com/
(ゼロ・ハリ)
2001/08/07 00:00
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