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パソコンサイドにも欲しい「電卓ルーラー」
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本当に便利かどうかはひと月後に判明する!?
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一見なんでもできるかのように見える「デジタル作業の神様」のようなパソコンでも、全てが完璧にできるわけがないことは、パソコンに何十年も関わっていれば自ずとわかってくるモノだ。身の回りに起こる小さな計算作業がその1つだ。8ビットのマイコンの時代からこの頑固な機械に付き合わされて来ている筆者は、Windowsが地球上に初めて登場し、画面上のマウス操作で電卓がサポートされた時から、何度となくこのソフトウェア電卓を使ってみたが、なぜかいつも使い心地がよくないのだ。これは今も変わらない。
最近では、USBポートに接続できる新種の電卓まで買い込み、いろいろチャレンジしたが、アイデアには賛同でき、テクニカルな探求心は満足できても、やはりなぜか気持ちは落ち着かない。そうなんだ、「電卓はやはり電卓であるべきなんだ」と、最近やっと理解しだした頭の巡りの遅さが自分でも歯がゆく思えたりする。
確かにWindowsは、現実のデスク上をパソコン画面上に再現しようとしたチャレンジだ。このうち全部が全部、画面上だけで表現できるわけがないことは感覚的に理解できるものの、各エレメントの本当の向き不向きはやってみないとわからない。筆者が考える限り、電卓はやはりソフトウェアで表現される画面上の電卓より「本物の電卓」の方が扱いやすい。しかし、これはケータイ電話で時刻を知ることができるので、腕時計をしない習慣を身につけた一部の若年層と、ケータイは持っていても、腕時計をする親父層のように、ある年齢を境に異なるのかもしれない。
「電卓ルーラー」は、パソコンサイドに置いて邪魔にならず、また比較的デスク上で定規を使う書き物もする筆者が最近気に入っている文具ガジェットだ。あいにく、日本では入手困難だが、米国なら誰でも簡単に手に入る。ただ、電卓機能や定規の操作性を追求すれば、定規+電卓機能が本当に正しいかどうかは意見が分かれるはずだ。IT機器に限らず、抱き合わせ商品や、売る側に立って格好良く言う「ハイブリッド商品」は常に意見が分かれるガジェットなのだ。
・ IBM Logo Merchandise Website(英文)
http://logosite.services.ibm.com/
(ゼロ・ハリ)
2001/08/06 00:00
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