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暑い! ビールだ!! 「泡立つビールジョッキ」
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曇りガラスに見えるところが泡の秘密
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暑い、とにかく暑い。名古屋の夏は格別である。職場ではUSB扇風機なる強い(弱い)味方が存在するが、仕事が終わればやはりビールだ。昨今ビール業界では、不景気もあって発泡酒が躍進を続けている。先日の発表でもビールのマイナス11%に対し、発泡酒は46%の成長を見せている。筆者は味に無頓着なので、自宅ではあまり気にせず発泡酒(HOP’S)を飲んでいる。とは言え、同じ値段であればビール(モルツ)を選択するのも確かだ。もし、味のわかる世の中のお父様方々が、不景気ゆえ、発泡酒で我慢しているのであれば、この泡立つビールジョッキをお勧めしたい。
2年前から愛用しているこのビールジョッキが、我が家には2個ある。単身赴任中に名古屋と福岡と両方で使用していたほどお気に入りの一品である。材質は普通のビールジョッキと変わらないが、内側の壁面が曇りガラスのように、ザラザラに加工してある。これにより、ビヤホールのようなクリーミーな泡ができるのだ。普通のグラスにビールを注いだ時にできる泡が、石鹸の泡とするなら、このジョッキの泡は髭剃りのシェービングフォームのようである。グビグビ、クーッ……実に素晴らしい。このジョッキによりHOP’Sの味がモルツに変身するのである。モルツを注ぐとどうなるか……エビスになるのである。ことわっておくが筆者は味に無頓着である。
泡立つビールジョッキの正しい使用方法と裏技を紹介しよう。初めてトライするときは、ジョッキを傾けそっとそっと注いでほしい。これで充分な泡ができる。間違っても普通のグラスのように立てて、ドッと注いではいけない。泡だらけ、居酒屋のピッチャーの最初の犠牲者のようになってしまう。ジョッキを冷凍庫で冷やしておくと泡は少なくなるので、少し強めに注ぐとちょうどよい。このあたりは経験と好みで泡の量をコントロールしてほしい。一気に飲み干せば問題はないが、のんびり飲んでいると、泡は当然なくなってしまう。ジョッキに半分残った泡なしビール、実に寂しげではないか。ここで裏技だ。ジョッキを持ってクルクルと回してやると、壁面とビールの間で再びクリーミーな泡ができるのである。しかしながら味に無頓着な筆者でもこれは美味しくない、あくまで自己責任における裏技と位置付けておこう。
筆者が1999年に発見したこの一品は今でもその魅力を保ち続けている。ちなみに最近のお気に入りはフジテレビ、スポルトの内田恭子アナである。テレビを見ながら泡立つジョッキでビール(発泡酒)、クーッ幸福のひと時に乾杯。
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撮影中に減ってしまったがクリーミーな泡
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ホップ(ス)・ステップ・ジャンプ、ビールの三段跳び?? なんのこっちゃ
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品名 |
製造元 |
市価 |
購入場所 |
泡立ちグラス |
SASAKI |
680円 |
2年前にダイエーで購入 生活倉庫でも確認 |
(奥川浩彦)
2001/07/23 00:00
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