ケータイWatch　本日の一品

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充電しなくても使える万国言語対応の「Paper Palm」

怪しいビニールで包装されていて、とてもメモとは思えない

　さすがに、まだまだザウルスがPDAの代表選手である日本では見かけることが少ないが、海の向こうの米国では、パームPDAを題材にした「おちゃらけガジェット」は数多く、本物のPalmを保有しているいい年をしたビジネスマンがジョークのためだけに持ち歩く姿もよく見かける。先般ご紹介した「Tech Slate」もその１種だが、今回ご紹介する「Paper Palm」も同様の商品だ。

　ジョークにあまり興味のない、ごく真面目な堅物おじさんには「単なるメモ用紙」にしか見えない紙の固まりも、Palmを愛するフリーク人間にとっては特別のモノに映るらしい。「Paper Palm」と表面に書かれた、ハードディスクかメモリチップが収納されていそうなビニールケースの封を切ると、表面にPalm Vをイメージした、少し厚手でカラーの表紙の付いたメモと短い鉛筆が現われる。メモは上部を金属のリングで閉じられ、必要なページをスムースにめくれる、よくある構造になっている。各メモページのボトムには、Palmで一躍有名になった、「スケジュール」、「アドレスブック」、「ToDo」、「メモ帳」のアイコンがレイアウトされ、それらしい雰囲気を出している。

　最近は、本国でも過剰在庫で業績の浮沈をいろいろ騒がれているPalmだが、現在の業績ではなく、遅れて付いてくるおちゃらけマーケットでは、Palmはまだまだ主役のよう。来年になってもこんな周辺ビジネスが継続しているかどうかが楽しみだ。


消え入りそうに影の薄いPalm Vの表紙が気になる	オフ会で自慢したら、あとはお役ご免の感じもするが…

品名	参考価格
Paper Palm（友人の海外土産）	Amazon.comで４ドル45セント

（ゼロ・ハリ）
2001/07/18 00:00

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