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普通では飽き足りない人の「ウルトラポート」活用法
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1GBのマイクロドライブにも対応
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ThinkPadのある種の製品には、液晶の上部にウルトラポートと呼ばれるUSBと同等の信号の取り出せる特殊な形状のポートが存在する。現在のところ、そこに取り付けることのできる拡張機能としては、「ウルトラポートカメラII」と呼ばれるCCDカメラが発売されているが、今回ご紹介するモノは、同じウルトラポートに接続し、拡張可能な「コンパクト・フラッシュ・カードリーダー」(CFカードリーダー)だ。本来ノートパソコンには当然のことであるがPCカードスロットは付いている。しかし、この「CFカードリーダー」によって、ノートパソコンにPCカードドライブをUSBインターフェースを使って追加できるのだ。
筆者のふだん使っているThinkPad X20は、標準的なタイプIIサイズのPCカードリーダーを1基と、CFカードリーダーを1基標準で備えているが、この追加のCFカードリーダーをさらに追加することで、3ドライブ目のCFカードリーダーを備えることとなる。側面にあるPCカードリーダーは、慣れればなんということもないが、カードの抜き差し時に覗き込んだり、ノートパソコンを持ち上げたり、そこそこ面倒なことが多い。ウルトラポートに拡張装備するCFカードリーダーは、ユーザー目線の真っ正面に位置するので、そのあたりの煩わしさは皆無だ。ただ、液晶の上部と背面の一部に突起物として膨張するので、万人に向くとは思えない。あまり持ち歩かないで、コンパクトなデスクトップ機としてThinkPadを利用しているユーザーの場合、意外と重宝するだろう。
しかし、CFカードリーダーを取り付けたThinkPad X20は、どこか今までのX20とは異なり、確実に凄みを増したことだけは間違いない。
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ちょっと凄みがあるが、ThinkPadをデスクトップ機として利用しているユーザーには超便利
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本体に同梱の3本足を取り付けると、単体のUSB機器として一般的なUSBポートでも利用できる
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
ウルトラポート・CFカードリーダー |
1万800円 |
ShopIBM |
(ゼロ・ハリ)
2001/07/10 00:00
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