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懐かしい木の香り、手触り最高の「木製鉛筆削り」
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久方ぶりにTOEICの試験を受ける羽目になってしまった。最後に試験を受けてから、もう十数年以上が経つ。マークシート記入方式で、コンピュータが自動採点するというクールなTOEIC試験では、受験者が解答用紙にマークをつける鉛筆に、必ずHBの濃さが推奨されるようだ。時間の割に出題数の多いことでも有名なTOEIC試験では、一度間違って塗りつぶしたら取り返しのつかないボールペンや、消しゴムで消しても必ず跡形の残りそうな「3H」なんていう硬質の鉛筆は、御法度なのだ。
もちろん万が一にも、芯が送り出されなくなる危険性を何万分の一かの確率で持っているシャープペンシルなんていうモノも御法度に違いない。最後に本当に信頼できるのは、お爺ちゃんの時代から使い古されている全くメカニカル・デバイスの入っていないただの「鉛筆」に尽きるのだ。ただし、間違いなく試験会場に持ち込み禁止だと思う危険なナイフでは芯を研ぎ出すことができない不器用な筆者の場合、絶対必要なのモノがもう一つ。両手で持って鉛筆をクルクル回すだけで芯が顔を出す、旧式ではあるが信頼性の塊のような「鉛筆削り」なのだ。
本体が木製の鉛筆には、やはり本体が木製の柔らかい木の香りがする鉛筆削りがベストマッチだ。しかし、たとえベストマッチの最高の鉛筆と、最高の鉛筆削りを持って望んだとしても、TOEICの結果にはなんの関係もないこともまた確かなことだ。どうもしばらくは鉛筆と鉛筆削りから縁の切れない楽しくない生活が続きそうだ。暫くは運命と諦めて世界中の鉛筆と鉛筆削りに凝ってみるか!
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塗装処理をしていないナチュラルな木製鉛筆削り(左)
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昔も今も、試験と言えば鉛筆と鉛筆削りの世界だ
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
木製の鉛筆削り |
170円 |
大阪なんば 高島屋 |
(ゼロ・ハリ)
2001/07/09 00:00
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