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Psionに接続するH"端末用ケーブル(改)
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PDAでスマートに予定管理や住所管理をするなら、通信環境もスマートに持ち歩きたい。しかし、Bluetoothが本格的に立ち上がる前である現状においては、まだまだケーブルや、通信カードに頼ることが多くなる。
さて、Psionにおいて最もスマートな通信環境としてはNokiaのNM502iを使用した赤外線経由があるわけだが、9.6kbpsと速度が遅めであり、また料金もドコモ端末のため比較的高額になる。それ以外の方法としては、PCカードアダプタを使用してノートパソコン用の通信カードを使用するか(現在は入手困難)、専用の赤外線モデムか、赤外線ポート付きの公衆電話を使用するのが一般的だった。
しかし、今回紹介するPsion用のH"ケーブルの登場で、Psionの通信環境は大幅な飛躍を遂げることになる。このケーブルは、もともとはPalm用のもので、それにPsion用のシリアルケーブルをハンダを使って接続するという自作ケーブルだ。これを使えば、Psion Series 5mxやnetBookといったシリアルポートを持つ機器で使用することができるようになるのだ。
ただし、「Palm用H"接続ケーブル(品番:KX-HA10)」を利用しているため、接続できるH"端末はPanasonic製のH"のみである(KX-HS100等)。
「Psion用のシリアルケーブル(本体付属の物)」と「Palm用H"接続ケーブル(品番:KX-HA10)」の改造の方法は近藤氏のページにて詳細に解説されている。また、ハンダなど改造関係の苦手な人はPsion商会に改造の代行を依頼することも可能である。
KanPsi-UGは関西を中心とするPsionのユーザーグループであり、Psionの使い勝手を向上させるためにさまざまな活動を行なっている。このH"ケーブルの作成も、この活動の一環である。当初は近藤氏が作成方法を公開していたのだが、「自分も欲しいのだが、ハンダなどさわったこともないし、近藤氏と個人的な知り合いというわけでもないのでお願いすることもできない」と言う声が多かった。その声に答えるために結成されたのがPsion商会というわけである。ただし、利用の際にはあくまでも改造の代行であるということは理解して注文する必要がある。
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改造済みのケーブル
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このようにケーブル1本でスマートな64kbps通信が可能(写真のPDAはエリクソン製Psion互換機「MC218」)
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品名 |
購入価格 |
購入場所 |
Psion用H"ケーブル(パナソニック用) |
材料費+送料+工賃3000円 |
Psion商会 |
・ Palm用H"接続ケーブル(品番:KX-HA10)の改造方法を紹介している近藤氏のページ
http://www01.u-page.so-net.ne.jp/fb3/rey/
・ Psion商会
http://www.chaos.to/psion/KanPsi-UG/PsionCo/PsionCo.html
・ KanPsi-UG(関西を中心とするPsionユーザーグループ)
http://www.chaos.to/psion/KanPsi-UG/index.html
(彩音五郎)
2001/07/05 00:00
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