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機能美と実用性「ジレット マッハシンスリー」
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奇をてらって妙な形になったモノほど醜いものはない。それは、ケータイでも車でもなんでもそうだ。だが、逆に一見変わった形なのに、その実ものすごく実用的な理由を感じる瞬間のあるものは、感動的なまでに「デザイン」というものの意味を思わせる。ここに紹介するジレット社の「マッハシンスリー」は、筆者にとってはその典型であり、ここしばらくの最高のヒットである。
その濃さやスピードは人それぞれであるが、男性にとってヒゲの伸びない日はない。ヒゲをトレードマーク的に伸ばしている人は手入れ不要かというと、むしろ逆で余計に気を使うという。筆者のような生来の「ずぼら病」にかかっている者であっても、それなりに気を使う。ここ数年は電気シェーバーは使わず、シェービングクリームとカミソリを使用していたのだが、あるとき、このマッハスリーを購入した。ご記憶の方も多いのではないかと思うが、少し前、パソコン雑誌などにもよく広告が載っていたアレである。なんとなく、実用的な雰囲気での「機能美」を強く感じ、惹かれて購入したあとはその使用感におそれいっている。
一見、そりかえっているように見える妙な形の刃の位置は、実際にヒゲを剃るときには手の位置からぴったりとあごをトレースする。また、無理な剃り方をしない分、切り傷の心配がない(余談だが、切れない刃を使ったときのほうが傷も多くなる)。柄のところに配された滑り止めのゴムも実際に役に立っている。そして、すべてがあいまってデザイン的に非常に優れたものになっている、と筆者は思っている。
実は筆者も大学生だったころの一時期、電気シェーバーを使っていた時期もあったが、耳元での騒々しい音がイヤでやめてしまったということもある。また、ドライシェービングがカミソリでのウェットシェーブにかなうと思ったこともない。それからいろいろ使ってきたが、しばらくこのマッハスリーは使い続けると思う。なんだか広告のようになって恐縮だが、いいものはいい。ビジネスマンの読者諸氏には特に、お勧めしたいと思う一品である。
(絵本 大)
2001/06/18 00:00
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