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省騒音と機種適合性の向上を期待できる「ロムカ・アダプター」
だいぶ前のことになるが、「クレジットカードサイズのCD-ROMメディア」が日本ではまだとても珍しかった頃、この製品のパブリッシュに協力したことのある筆者は、初めてこのサイズの宣伝用CD-ROMを米国でもらった時の感動を今も覚えている。たとえ30MB少々といえども、直径12センチでポケットにも入らない通常のCD-ROMに比較して、そのコンパクトさがたまらなく新鮮だった。当時は「マルチメディア名刺」のイメージで、郵送料も安く、イベントや企業の紹介冊子代わりに良く採用されたモノだった。
しかし、データサイズは日増しに大きくなり、デジタルカメラも300万画素が当たり前の時代になると、数十MB程度の容量では、企業ユースではあまり使えない。昨今は個人のCD-Rメディアとして、友人にあげる写真や、短編のビデオファイル、音楽ファイル等の収録用として活用している。企業でも、目的別に製品案内のプレゼンテーション・ファイル等の収録・整理には比較的適当なサイズで重宝するだろう。
ただ、その形状が四角いので、縦型のCD-ROMドライブの中には全くセット出来ないモノや、動作しないモノ、また昨今の高速回転ドライブでは、強烈な回転ノイズを発生する場合があり、ビックリして止めようとあわてる人なんかも出る始末だ。楽しさと意外さ、デザインの良さが満載で便利なクレジットカードサイズのCDメディアも意外と活躍の場が減少している。「ロムカ・アダプター」は同社の販売しているROMCA(クレジットカードサイズのCD-ROM)をごく普通のCD-ROMのように外観を丸く変換するアダプターだ。他社のモノでも実際には動作したが、もちろん保証の限りではない。
縦型で、CD-ROM挿入時にセンターホールでの固定機構の付いていないCD-ROMドライブのユーザーが、クレジットカードサイズのCD-ROMを使いたくても使えない場合には重宝するツールだろう。センターホールのホールド時にCD-ROM内部でアダプターとCD-ROMが外れて分離しないか多少心配だったが、筆者がテストしている時にはそのようなことは一度もなかった。回転ノイズも大幅に低下し、アダプターの価値はあることは確かだ。しかし、それだったら「初めから丸いごく普通のCD-ROMを使えば良いのでは?」という自問には自答できずにいる。
最近流行の? クレジットカードサイズCDメディア
ロムカ・アダプターを使えばほとんどのPCで読み書きできる
品名
販売元
購入価格
購入場所
ROMCA ADAPTER
(ロムカ・アダプター)
オリエント測器コンピュータ
480円
秋葉原ラオックス
ザ・コンピュータ館
(ゼロ・ハリ)
2001/06/07 00:00
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ケータイWatch編集部
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