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代官山オーソドキシーのThinkPad X20専用超高級ケース
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モバイルPCに専用のケースを作ることは昨今ではそれほど珍しいことではない。ただ、ケースにどれだけの金額をかけるかは人それぞれだろう。一般的にモバイルPCのインナーケースや専用かばんを作る人はどこにその選択基準を置いているのであろうか?
もはやモバイルPCは、今やビジネスマンなら誰もが使いこなさなければならないツールの筆頭になってきている。デスクトップPCの機能を置き換えるようなリッチな仕様の大型ノートPCを除けば、持ち歩く気にさせる多くのモバイルノートPCの価格帯は20万円前後に集中している。個人差もあるだろうが、20万円のモバイルPCを入れるケースはいったい幾らが妥当なのだろうか?
海外の免税店では、10万円以上するバッグを日本の若い女性がいとも簡単に購入している姿をひんぱんに見かける。将来、中身の合計金額が外側を越える時は来るのだろうか? また、月収の数倍もありそうなロレックスを購入している若者も多いのではないかと思わせるトレンド雑誌も多い。たかだか5万円のPalmオーガナイザー用に30万円もするエルメスのケースが販売され、2~3万円のケースを複数持つPalmユーザーも筆者の周りには多い。
モバイルPC専用のカスタムオーダー・ブティックではないが、代官山にある「オーソドキシー」は、筆者が最初にThinkPad 220の“のり巻きケース”の相談に行ったのがきっかけで、既に長いつきあいになっている。何度か筆者もThinkPad専用ケースを誂えたが、現在筆者が使っているX20専用ケースはこれ迄の最高傑作だ。
ThinkPadの特徴である黒の高価な革を贅沢に使い、X20をイメージするように、4つのジッパーを中央からX型に開ける仕組みを採用している。全てのジッパーには、トラックポイントをイメージした赤いつまみが取り付けられている。ThinkPadの取り出し、収納に関しては最低2カ所のジッパーを開くだけでも可能だ。内部はこれもThinkPadのもう一方のテーマカラーである「赤」と「青」を用い、反対面には、かなりのビジネスツール類が入るポケットが装備されている。モバイルPCケースと言うより、高級な風呂敷の感覚だ。
X20の本体価格の約半分くらいはするX20専用ケースだが、プロフェッショナルがお金を稼ぐハイテク道具をしまうケースはこれくらいでも敢えて認めるべきなのだろう。要は、そのツールでその分稼げれば良いのである。
品名 |
購入価格 |
購入場所 |
ThinkPad X20 専用ケース |
約10万円 (構造や使用する革により変動) |
代官山オーソドキシー |
(ゼロ・ハリ)
2001/06/01 00:00
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