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どこから見ても「卵」なエッグマウスの復活モデル
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製品パッケージ。PPと厚紙を利用した、かなり凝ったデザイン
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今からは考えられない話だが、90年代の初頭、サードパーティ製のマウスといえば事実上エレコムの「エッグマウス」くらいしか選択肢が存在しなかった。パソコンメーカー純正で付属する、アイボリーとグレーを基調とした角型のやぼったいマウスと比べると、卵をモチーフにした曲面構成のエッグマウスは、店頭で否が応でも目を引いていた。
さて、今回紹介するエッグマウスは、その旧エッグマウスの誕生20周年を記念して2008年に発売された、いわば「復活モデル」だ。従来のエッグマウスが卵をちょうど中央で等分割したような平たい形状だったのに対し、新エッグマウスは卵の底面をスライスしただけの、限りなく卵そのものに近いフォルムを持っている。
同じ名前を継承しながら旧エッグマウスと筐体のデザインが大きく異なるのは、旧エッグマウスはホイールがない時代の製品であり、デザインを流用するのが難しかったからだろうか。もっとも、エッグマウスというネーミングからすると、今回の新モデルのほうが卵のイメージに近い気がする。写真で見ると一目瞭然で、上、横、ナナメ、どの方向から見てもちゃんと卵のフォルムをしているなど、そのこだわりは相当なものだと感じる。
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製品本体。ホイールのスキ間から見える黄身のような色がよいアクセントになっている
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金型の関係上やむを得ないと思われるが、上下パーツの継ぎ目はもう少し控えめなほうがよかったかもしれない
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機能としてはノーマルな3ボタンマウスだが、握った時のフィット感はなかなかのもの。複数のカラーバリエーションが発売されているが、今回紹介しているベーシックカラーのホワイトは、黄身を思わせるイエローがよいアクセントになっており、エッグマウスという名を冠するにふさわしい一品だ。デザインのシャープさを追求したマウスが多い中、女性や子供にもおすすめできる柔らかさを持った本製品は、これからも長らくスタンダードなアイテムとしてあり続けることだろう。
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上から見たところ。左右ボタンは継ぎ目のないデザイン。左右対称なので左利きのユーザでも問題なく利用できる
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センサ穴がきちんと中央にあるのは好感が持てる
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女性の手にもフィットしやすいサイズ
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製品名 |
発売元 |
購入価格 |
EGG MOUSE:M-EGURシリーズ |
エレコム |
1980円 |
■ URL
製品情報
http://www2.elecom.co.jp/peripheral/mouse/m-egur/
(山口 真弘)
2009/06/12 11:02
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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