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シリコンでヨゴレを掻き出す、新発想のキーボード用ブラシ
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製品パッケージ。グレーのほかにカラーバリエーションも存在
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製品本体。柄はアクリル製
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キーボードの掃除方法といえば、ブラシをかける、エアダスターで吹き飛ばすといった方法がごく一般的である。しかし、掃除をしばらく怠った際に生じがちな、キーの根元付近にこびりついたヨゴレを取り除くには、これらの方法はいまいち非力だ。ナイロン製のブラシでは、毛先の反発力がなさすぎてヨゴレを落とすことができないし、それはエアーダスターにしても同じである。
最近では、キーボードに溜まったゴミをくっつけて除去するジェルも登場しているが、これにしてもガンコなヨゴレをこすって落とすことはできない。垢のごとく付着したヨゴレを掻き出すためのツールは、各社のクリーナーのラインナップを見ても、意外なことにポッカリ抜け落ちている状況だったのだ。
このラインナップを埋めてくれるのが、今回紹介するサンワサプライの「シリコンブラシ」である。この製品は毛先にシリコンを採用したブラシで、そこそこの弾性をもった毛先をキーのスキ間に入れてゴシゴシやることにより、こびりついたヨゴレを文字通りほじくり出せるという特徴を持っている。
もともとシリコンという素材自体、細かいゴミやホコリが付着しやすい特徴を持っている。そのため、弾性を持つ毛先でヨゴレをそぎ落とし、先端に付着させることで、効率的にヨゴレの除去が行えるのである。ナイロン製のブラシの場合、つねに静電気でホコリがくっついた状態になる。そのうちブラシ自体がホコリの塊のようになってしまい、触る気も起きなくなってしまうのが常だったが、シリコン製の本製品は洗うことでほぼ完全にヨゴレが除去できるので、つねに清潔感を保っていられる。
キーボード掃除用のブラシというジャンル自体、もう枯れたものに思えるが、この製品を見ていると、まだまだ進化の余地があると思わせられる。あまりメーカー側も宣伝をしていない製品だが、ひとつあると非常に重宝する、隠れた実力アイテムとしてお勧めしたい。
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それほど汚れていないように見えるキーボードでも、何往復かさせていると相当量のヨゴレが掻き出されてくる。ありえない量なのでちょっと驚く
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毛先はシリコン製なので、付着したヨゴレは水で簡単に洗い流せる
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| 商品名 |
発売元 |
購入価格 |
シリコンブラシ グレー
（CD-BRS1GY） |
サンワサプライ |
723円 |
■ ＵＲＬ
製品情報
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=CD-BRS1GY
（山口 真弘）
2009/06/02 10:58
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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