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手を汚さない、ボールペン型の強力糊「AQUAPIT」

最近はコンビニでも文具店でも見かけることが多くなってきたAQUAPIT
 モノとモノをくっつけるモノには糊やセロハンテープ、ネジや釘、ゼムクリップ、ホチキスなど、ちょっと考えるだけですぐ数種類くらいのアイテムは思い浮かぶ。これは、人は、昔から、何かとモノとモノをくっつけたがる、くっつける必要があったからなのだろう。

 中でも、最も歴史あるモノは「糊」だろう。東急ハンズや郊外のDIYショップなどに行って、糊のコーナーを改めて見ると、多くの人はその種類の豊富に驚くことだろう。筆者宅でも、チェックしてみると机の引き出しから整理棚の中、道具箱の中まで、ざっと見ただけで10個近い糊製品が出てきた。

 糊の種類が多いのは、単純に1種類の糊で何でもかんでもくっつけることができないからだ。プラスチック用、木工用、紙用、タイル&陶磁器用等があり、くっつけるモノのサイズによっても送り出し口の形状が異なる。その結果、市場には何十種類もの糊製品が販売されている。

 今回ご紹介するトンボのボールペン型の糊「AQUAPIT」は、外観はごく普通のボールペンの形をしている。透明軸内部のリフィル芯に透明のウレタン樹脂系の糊が封入されている。主たる目的は紙に装飾用パーツ(金属、ボタン、ガラス、ラインストーン)などを貼り付けたり、反発力のある厚紙の接着のようだ。


ごく普通のボールペンと外観はそっくり、透明部分が多いのがやや特徴 我が家のユニークな「糊の御三家」

 もちろん、昨今流行の立体ペーパークラフトや記事のスクラップなど、伝統的な紙同士の接着にも問題はない。金属接着と聞けば、有名なアロンアルファなどが代表格だが、うっかり指先に付いた最悪の感覚は忘れようとして忘れられないモノだ。AQUAPITは、糊が手についても、べとつかず汚れずさらっと大丈夫、というのが大きな長所なのだ。

 使い方は簡単だ。ボールペン同様に、キャップを外し、接着したい面にペン先を垂直に押し当て、字や絵を描くように糊を付け、貼り付ける対象を素早く強く押しつければ完璧だ。なお、なんでも細かいモノなら簡単に接着できてしまう優れモノのAQUAPITだが、糊をつける対象物が水分の吸収性が良いとあまり効果は期待できない。

 AQUAPITは強力な接着力を持つ液体糊を、人が普段から使い慣れたボールペンというインターフェイスに上手く封入することで、細かな作業の効率を画期的に向上させるおすすめの一品だ。


普通のボールペンで文字を書くように糊を接着面につけるだけ 紙どうしも確実に接着できる。接着面が限定されている場合や重要書類の確実な接着に向いている!?

商品名 実売価格 購入場所
AQUAPIT ボールペン型のり 189円 丸善



URL
  「AQUAPIT ボールペン型のり」製品情報
  http://www.tombow.com/products/aqua_pit/index.html#feature


(ゼロ・ハリ)
2009/04/09 10:55

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