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かしこいドキュメントスキャナ「ScanSnap S1500」
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ScanSnap S1500
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仕事をしていると、日々増え続ける書類。久しぶりに机の上を整理すると、ほとんどがゴミだったことが発覚し、これではオフィスのゴミ屋敷ではないか、と反省する。ただ、そうやって整理していると、捨てようかどうしようかと迷う書類も出てくる。そんな時、というか、それに備えて普段から活用したいのが、ドキュメントスキャナという製品だ。
このジャンルの製品で有名なのがPFUの「ScanSnap」シリーズだ。2月7日に発売されたばかりの新モデル「S1500」を調達。結論から言うと、オフィスに一台どころか、一人一台欲しいアイテムだ。
使い方は簡単で、パソコンにつないでセットアップし、書類の束を本体にセットし、ボタンを押すだけ。すると次々と自動的に書類をスキャンして、PDF形式で保存してくれる。毎分20枚(裏表で40面)というスピードなので、分厚い資料なども短時間でPDF化できる。
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開くとそれなりの大きさに
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S1500で面白いのは、「インテリジェント・インデックス機能」と呼ばれる機能だ。マーカーを引いた部分を自動認識し、それをPDFファイルにキーワードとして追加できる。さらに、そのキーワードを元に自動的に保存先を振り分けてくれる「キーワード自動仕分け機能」というのも用意されている。
実際に使ってみると分かるが、スキャンしたデータを後で整理するのは大変。スキャンする前に一手間かけるだけでいいのは楽でいい。ちなみに、マーカーで囲った部分を自動認識して切り出してくれる「インテリジェント・クロッピング機能」なんかも便利だ。
さて、そんな風にパソコンとの連携で利用するのもいいが、PDF形式で保存できるということは、ドキュメントビューアー機能を搭載した最近のケータイと組み合わせると、さらに便利なんじゃないだろうか。重要なデータを持ち歩く場合はセキュリティ面にも気をつけたいが。
もっとも、筆者がScanSnapを利用していて一番便利だと感じるのは名刺整理だったりする。OCR機能は完ぺきではないが、最低限、氏名や会社名だけでも正しく検索できるようにしておけば、現物の画像データが残っているので何とかなる。手元に名刺が数百枚以上たまっている人にはとくにオススメだ。
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マーカーで囲んだところだけ自動的に切り抜くことも可能
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ScanSnapで読み取った書類をケータイのドキュメントビューアーで表示したところ
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商品名 |
発売元 |
価格 |
ScanSnap S1500 |
PFU |
4万9800円 |
■ URL
ニュースリリース
http://www.pfu.fujitsu.com/news/2009/new090202.html
重要なお知らせ
http://www.pfu.fujitsu.com/imaging/news/sp3.html
(湯野 康隆)
2009/02/24 11:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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