本日の一品充電池採用のエコ商品を使う「eneloop kairo」

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充電池採用のエコ商品を使う「eneloop kairo」

エネループで充電池市場を席巻する三洋電機からカイロ登場

　国際的なエコキャンペーンと、不景気の影響で“使い捨てではなく何度も繰り返し使うエコ商品”として「充電池」が大注目株となっている。車でも、ホンダが200万円を切るハイブリッド車「インサイト」を発表して注目を集めた。こうした社会背景を反映して、冬商品の定番である「カイロ」がエネループでお馴染みの三洋電気から発売された。

　筆者の購入したのは、丸いマウスのような外観イメージの「eneloop kairo」モデル名は「KIR-S3S」だ。重さ約80g、専用リチウムイオン充電池が内蔵されたタイプだ。外観カラーは、筆者の購入した黒以外に、白、ピンクがある。他に、エネループ単3充電池を2本使う四角い形状のタイプ（KIR-SL1S)もラインナップされている。

　KIR-S3Sは、同梱の専用小型ACアダプタを使用し、3時間充電して、5～7時間暖かさをキープ。白いベビーソックスのような専用ケースも付属する。専用ケースで、本体を外気と直接触れることを遮断し、温度差による電池の持ちの低減を防ぐことができる。なにより、綺麗な本体に傷がつくことを防ぎ、手のひらで握ったときにも優しい。


ワイヤレスマウスのような外観のeneloop kairo「KIR-S3S」。表面のスライドスイッチは左から「強」「弱」「切」	「KIR-S3S」は片面のみ発熱する。写真は暖かく発熱する金属素材の背面側

　本体のスライド式電源スイッチは、オフ・弱・強の3段階。弱で7時間の発熱駆動、強では5時間だ。本体には専用ストラップは付属しないが、ストラップ穴は用意されているので、お気に入りのケータイストラップを付けることで取り扱いやすくなるだろう。

　今回ご紹介しているモデル「KIR-S3S」は、カイロ表面の片側（裏側の金属板側）だけが発熱する構造になっている。これは機能欠陥のようで、実はそうも言えない。発熱しない表面のプラスティック側にケータイシールなどでお好みのデコレーションが可能だ。個性の追求を優先する人は「KIR-S3S」がお薦めだ。

　一方、ポケットの中で握った彼女の手にも暖をわけ与えたいと考える優しい人は、上位モデルの「KIR-SL1S」を選択すべきだろう。このモデルなら両面が暖かい。しかし、彼女の手を握っていられる時間はKIR-S3Sより1～2時間短い4～5時間だ。筆者も、今年の冬はジッポーハンディウォーマーを自宅に置いて、毎日、eneloop kairoを愛用している。


コンパクトサイズの専用充電器（100V対応）は、ACコンセントから充電する。約3時間で充電完了だ	ベビーソックスのような専用ケース。ストラップは付属しないが、自分のお気に入りを使えば便利だ

商品名実売価格購入場所

eneloop kairo「KIR-S3S(K)」 3980円有楽町ビックカメラ

■ ＵＲＬ
　「eneloop kairo」製品情報（三洋電機）
　 http://www.sanyo.co.jp/eneloop/lineup/kairo.html

（ゼロ・ハリ）
2009/02/10 10:49

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