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1万円台で買える自動掃除ロボット
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オート・クリーナー
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自動で部屋の床をまんべんなく掃除してくれる自動掃除ロボット。代表的なものに、米国発の「ルンバ」やスウェーデンのエレクトロラックス製「トリロバイト」などがある。そのほかにもいろいろあるのだけど、問題は値段が高いということ。5万円、10万円、モノによってはそれ以上の製品もあって、ガジェット好きに魅力的な「ロボット」と、実用的な「掃除機」を融合したモノであれ、そう簡単に買えるものではなかった。
単に値段が高いだけでなく、「実際買ったところで我が家で使えるのか?」という疑問を持つ人もいるのではないだろうか。もちろん、今やさまざまなショッピングサイトで購入でき、探せば購入レポートや、プロのライターによるレビュー記事もある。しかし、部屋というのは千差万別。筆者なんぞは、元々欧米でデザインされて作られたものだから、ウサギ小屋と外国人から形容される日本の部屋で果たして役に立つのだろうか? どの程度のコードやじゅうたんであれば乗り越えられるのか? 壁や障害物にぶつかるときはどの程度の圧力をかけるのか? うちの花瓶は押されても大丈夫なのか? などと、いろいろ疑問がわいてくるわけで購入に踏み切れないでいた。
そんなわけで欲しいけれど購入をためらっていた筆者。そんな中偶然見つけたのが、複数のネットショップで1万円台で売っていた「オート・クリーナー」なる自動掃除ロボット。買って使ってみないと自動掃除ロボットに対する懐疑心がぬぐえないアナログな自分がいるので、早速購入した。
実際に使ってみた結果、素直に家事が1つ減って嬉しいと思った。とりあえずアナログな筆者は、なんとなく不安だから週に1回だけ部屋の隅々まで人力で掃除したくなるものの、平日はオート・クリーナーに勝手に掃除してもらえれば、いつも清潔、いつも以上にハッピーに思えてくる。
利用する前には、最初に部屋の中で動かして様子を見る必要はある。たとえばモノを倒すかもしれないし、いきなりどこかにひっかかって動けなくなるかもという不安もある。実際、実験段階のときには床の一部に敷いてあるマットを吸い込んだあげく、絡まって動けなくなった。ただ、それが分かればマットを吸い込まないようにどこかに置いておけばいい。掃除機用に部屋が最適化されるというか、人間がちょっと片付けて部屋を最適化すればクリーン&ハッピーとなるわけだ。
掃除が終わった後、オート・クリーナーを見てみれば、ホコリ系をはじめとしたゴミを吸い込んでいるのがわかる。筆者の家は一般的な部屋の構造であり、部屋に置かれているものも一般的であろう。オート・クリーナーは、筆者の家に関しては問題を起こすじゃじゃ馬ではなかった。とにもかくにも、自動掃除ロボットは魅力的だけど高いという人に「とりあえず買っとけ、そして試せ」と訴えたい一品なのだ。
商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
オート・クリーナー |
1万1800円 |
Yahoo!ショッピング |
(山谷 剛史)
2008/12/01 10:51
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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