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バスパワーでも結構早いポータブルDVDドライブ
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バスパワーで動かないときのためのACアダプターが付属する。電源は100V~240Vで対応となにげに嬉しい
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本体はCDケースの大きさよりも気持ち大きいくらいの小ささ
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日進月歩なIT製品、CPUやHDD、フラッシュメモリの値下がり&性能向上には目を見張るものがある。USB2.0で接続するポータブル光学ドライブもまた、目を離しているとその隙にいつの間にかパワーアップしている。ちょっと前(といっても数年前だが)は、USBバスパワーに非対応だったり、USBバスパワーに対応しているものの、書込速度が等速や倍速程度に低下するといった具合だったが、今やUSBケーブルをパソコンにつなぐだけで、1層のDVD±Rで8倍、2層のDVD±R書き込みでも4倍と、デスクトップPC向け製品顔負けの性能を持つまでに至った。
バスパワーのポータブルDVDドライブは、バッファローやアイ・オー・データ機器など複数のメーカーから出ているが、筆者はパナソニック製のポータブルDVDドライブ「LF-P968C」を選んだ。パナソニックを選んだ理由は、単に筆者自身20世紀末からパナソニックの製品を使い続けていたからというのが1つ、そしてもうひとつがLet's noteのメーカーだからほかのメーカーより頑丈かも、という期待感のため。
前者の理由を補足すると、昔からパナソニックのポータブルDVD-Rだのを使っているため安心感があるということと、パナソニックがDVD-RAMに昔から力を入れていて、筆者がそうしたドライブを所有していたこともある。手持ちのディスクの中にはDVD-RAMも結構あり、過去の資産を利用するにはパナソニックしかないかあ、と。ちなみに、同じくパナソニックから生まれた「PD」なる光メディアは非対応。まあカートリッジ入りのDVD-RAMが対応していないのだから仕方ないところだけど(パソコン歴が長い読者向けの懐かしい話で恐縮)。
パナソニック製と他社製で明確に違う点は、同梱されるアプリケーションだ。ディスクのレーベル面に画像を印刷するLabelFlashの機能がこのドライブにはない。全体的に見れば、LabelFlashに対応している方が多いが普通なので、それがないとイヤという人にはあまりお勧めできない。筆者は日本にあまりおらず、LabelFlash対応のメディアがそもそも売っていないような地域に長く滞在するので、割り切ってパナソニック製を選んだというのもある。
しっかりした周辺機器メーカーが出しているポータブルDVDドライブであれば、今時ドライブの違いにより性能がイマイチということも少ないはず。採用ドライブは異なれど、読み込み書き込み速度はどのメーカーの最新ドライブも横並びだ。ただ、一見横並びではあるが、やや異端児のパナソニック製のポータブルDVDドライブ。その特徴から結構個人的には気に入っている存在だ。
製品名 |
購入価格 |
購入場所 |
LF-P968C |
1万5800円 |
ビックカメラ |
■ URL
製品情報
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=LF-P968C
(山谷 剛史)
2008/11/13 10:55
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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