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秋深し、雨の休日はアダムスキー型「QFO」で愛犬と遊ぶ
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構成はQFOとQFO飛行装置だけだ。初回ロットにはアダムスキー型QFOケースが付属する
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筆者は「小さくて動くメカモノ」に強い興味がある。でも取り立ててUFOマニアでもなければ、極めてラジコンが好きという訳でもない。しかし広告や企業のプロモーション作戦にまんまと乗って過去何度もラジコン戦車や自動車、ヘリコプターの類を購入している。
子供の頃からおなじみ、玩具の老舗「タカラトミー」が発売した「QFO」と名付けられた未確認飛行物体は、世界最小級のUFOもどきの玩具だ。総重量は9グラム。軽い様で真っ新の鉛筆2本分とほぼ同じ重さだ。そう考えると意外と重いと思ってしまう。
宇宙空間では違うのだろうが、QFOが大気圏内を飛行する時の推進装置はヘリコプターのローター(プロペラ)に類似している。ヘリコプターのローターは機体のてっぺんに取り付けられているのに対して、QFOの「大気圏内推進装置」は機体の最下部に取り付けられている。
QFOが大気圏外では空気を食って飛行するのか、磁場を制御して高速移動するのか、筆者には分からないが、少なくとも大気圏内では充電池のパワーで高速回転するローターの押し出す大量の空気の力で浮遊する仕組みのようだ。
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QFO本体には充電のためのコネクター、電源オン・オフスイッチのみ
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2枚羽のローターはQFOの最下部にある。カバーがなく羽が露出しているので、小さな子供やペットがいる家庭では接触事故に注意する必要がある
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重さ9gのQFOにパワーチャージを行うのは「QFO飛行装置」だ。地球上ではアルカリ乾電池6本を使用する。新品の乾電池6本でパワーチャージを約10回出来る。やはり空気抵抗の大きな大気圏内でのQFOは揚力確保の為に大量のエネルギーを使うようだ。
また、QFO本体へのパワーチャージはQFO飛行装置とQFOをケーブル接続して行う。30~40分でフルチャージになるとQFO飛行装置上のCHARGEランプが消灯する。大気圏内でのQFOの飛行は極めてシンプルな操縦にならざるを得ない。人が制御するのはQFO飛行装置上のパワースイッチのオン・オフとスライド式のコントローラーのたった2つだけだ。
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QFO飛行装置から収納されているケーブルを引き出しQFOに接続、充電する
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平らなテーブルや床などなら離陸は簡単だ。ローターの回転パワー制御が重要だ
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QFOとQFO飛行装置、両方のパワーを入れ、スライド式のパワーコントローラーを初めはゆっくり、ローターの回転数がある程度上昇すると、今度は一気にスライド式のコントローラーを滑らせると、甲高い音を発しながらQFOは急上昇を始める。室内なら天井に衝突する前にパワーを緩める、緩め過ぎると今度は床に急降下激突するので注意が必要だ。
QFOとQFO飛行装置の制御信号は赤外線通信で行われる。蛍光灯やテレビの画面から多少離れたところでの飛行が望ましい様だ。ローターはかなりのパワーで回転するので小さな子供やペットがいる家庭では飛行に注意が必要だ。初回分のみアダムスキー型のQFOキャリングケースが付属している。QFOは雨の休日にリビングで遊べる最適な玩具だ。
商品名 |
購入価格 |
購入場所 |
QFO |
3100円 |
amazon.co.jp |
■ URL
「QFO」製品情報(タカラトミー)
http://www.takaratomy.co.jp/products/qfo/
(ゼロ・ハリ)
2008/10/28 10:45
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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